人気アイドルグループ『AKB48』メンバーで、演歌歌手としても活動中の“わさみん”こと岩佐美咲(18、チームB)が11日、都内・世田谷区の三軒茶屋キャロットタワー26Fレストランスカイキャロットで『もし空プレミアムイベント』を行った。
わさみんが今年1月にリリースした2ndシングル「もしも私が空に住んでいたら」を購入した一般客を対象に、応募総数6000通の中から当選した50組100名を招待。タイトルにちなみ、地上高120メートルという世田谷で最も空に近いレストランのステージで行われたが、この日はあいにくの雨模様となってしまった。
わさみんは鮮やかな着物姿で登場し、まずは「もし空」を披露。お揃いのTシャツやうちわ、サイリウムで応援するファンを目にして、「ヤバい！ みんなここにいるときの顔が生き生きしている！」と興奮ぎみ。さらに「きょうは天候に恵まれ、お日柄も良く、いいイベント日和だなと思います。ここからはスカイツリーも東京タワーも両方見えるんですけど、クッキリ見えてますね」と、雨をネタに挨拶し、観客を笑わせる。
そして、「私は晴れ女だと思ってたんですけどね…」と語ったところで、ファンから「エエ～ッ？」と声が上がったが、「いっぱいイベントやってるけど、雨の日って2、3回しかないでしょ？ 私は雨女とか信じません！ ただの天気のいたずらです」と、それでも雨女ではないことをアピール。だが、ファンが「柏では降ってたよ～」とチャチャを入れると、「みんなきょう当たり強いな(笑)」と苦笑いしていた。
その後はデビュー曲の「無人駅」、「ヘビーローテーション」(演歌バージョン)、再び「もし空」と全4曲を熱唱。ファンから「総選挙頑張って！」と声を掛けられたわさみんは、「頑張るよ！」と答えた。
囲みでも、6月8日、日産スタジアムで開票となるAKB48選抜総選挙について質問が飛び、わさみんは「日産スタジアムで『AKB48』としてもやらせていただくのは初めてなので、そのステージで名前を呼ばれると嬉しいと思う」と、思いを馳せる。
昨年の総選挙では33位にランクインし、『AKB48』の27thシングルのネクストガールズのセンターを務めたわさみんだが、「今年から立候補制になって、考えたりしたけど、もう一度皆さんを夢を追いかけたいと思った」と、ファンが自分を後押ししてくれたことを明かし、「なれる、なれないは別として、1位を狙うぐらいの気持ちじゃないとダメだと思います」と、目標の順位を掲げた。
また、総選挙のときの心境について、「ドキドキハラハラしています。毎年ドキドキハラハラぐらいのラインなので」とコメントし、報道陣を沸かせる場面も。
明日12日は母の日だが、「お母さんが大好きなので、毎年朝から晩まで家事をやる“一日お母さん”を代わってやってます。明日は東京ドームシティホールで『A6目撃者』公演なので、お母さんに観に来てもらいます。頑張ってる姿を観てもらうことが、親孝行だと思う」と、孝行娘の顔をのぞかせた。
イベントはファンとのツーショット撮影会や握手会も行われ、大盛況。あいにくの雨にも、わさみんは「『もしも私が空に住んでいたら 悲しみを集めて 雨を降らせるわ』という歌詞があるので、いいと思います。さすが秋元先生。逆に思い出になりました」と、作詞の総合プロデューサー・秋元康氏(55)に感謝していた。
