お笑いコンビ『オリエンタルラジオ』の藤森慎吾(30)が8日、都内・お台場の日本科学未来館で行われた『サンダーバード博～世紀の特撮が描くボクらの未来～』制作発表にフジテレビの笠井信輔アナウンサー(50)とともに出席した。
1965年にイギリスで誕生した特撮作品『サンダーバード』の展覧会が7月10日から9月23日まで、日本科学未来館で開催。『サンダーバード』は日本でも66年のテレビ放送以降、幾度も再放送され、間もなく50周年となるいまでも世界的に愛され、関連商品が売れ続けている。
制作発表には、自他共に認めるサンダーバードマニアの笠井アナが、なんと本国イギリスから許可を受けたというトレーシー家の長男・スコットのコスプレで登場。ステージにはサンダーバード2号のオブジェが置かれ、笠井アナは「とんねるず(が番組で使っていたもの)の使い回しじゃないですよ。3歳で初めて観て一発でハマって、何度も再放送を観て、DVD-BOXも全部買いました」と、『サンダーバード』への思いを熱く語った。
続いて、藤森が「僕が一族のメカニックです」と、ブレインズのコスプレで登壇。笠井アナへ敬礼を決め、すっかり2人とも『サンダーバード』の世界観に浸る。これには、「自分でも似ている感じがしています。おでこを出してみました」と、藤森もすっかりお気に入りだったが、笠井アナが「藤森さんと似ているところは、なんだかんだと言いながら目の奥が笑っていないところ」と、毒ガス！ この発言に少し慌てた藤森だったが、「やっぱりいろんなこと考えてますから。科学者ですから」と、うまくかわしていた。
藤森は『サンダーバード』を再放送で観た世代だが、「当時はメカで2号の印象が強かったけど、今回、改めて観させていただいて、また違った楽しみどころがある」と、その魅力についてコメント。さらに「ファッションとかもそうだし、ペネロープがいいなと思いました。ピンクのロールスロイスがいいですね」と、諜報活動員の女性キャラ、レディ・ペネロープが愛車のロールスロイス『FAB1』を乗り回す姿に惚れこんだことを明かした。
笠井アナから「1号から5号までのマシンで、何が好きですか？」と聞かれた藤森は、「子供の頃は2号のイメージが非常に強かったけど、改めて観て、5号のジョンって凄いなと。トレーシー一族が宇宙に飛ばして、いまで言う国際宇宙ステーションみたいな役割を果たしていることが凄い」と返答。
質疑応答では、報道陣から「いままで人を助けた“武勇伝”は？」と、『サンダーバード』やオリラジのネタにちなんだ質問が飛び、藤森は「ギャグがスベったとき、相方が僕の救助隊になる。『サンダーバード』を観たとき、僕も相方に感謝しなきゃいけない、もっと腕を磨かなければいけないと思う。普段、人を助けることはしてないです。むしろ助けられているほうです」と、相方の“あっちゃん”こと中田敦彦(30)に感謝していた。
「もしブレインズだったら、どんなメカを開発しますか？」という質問には、「空飛ぶ車みたいなのがあったらいいな～と、夜な夜な考えています。ハンドルを使いたくないので、アクセル押すだけで目的地まで一直線で行ってくれたら」と答え、「フジテレビがあるお台場まで、家から50分かかるけど、それがあれば5分で行ける。デートとかもスッと行けるからいいじゃないですか。箱根まで15分とかで行けたらいい」と、ついつい“チャラメガネ”キャラが顔を出す場面も。
「藤森さん自身に最近危機は？」と、踏み込んだ問いかけには、「最近は順調ですよ。また危機は突然やってきますので、わかりませんけど。救助も大事ですけど、一番いいのは危機的状況がないことですかね。普段から気をつけたいです」と、昨年、モデル女性を妊娠、中絶させたスキャンダルが報じられただけに、意味深に答えてみせた。
また、藤森といえば、TBSの田中みな実アナウンサー(26)と熱愛報道もあれば破局報道もあったりと、はっきりしない関係が続いているが、去り際に報道陣から「交際は順調ですか？」と聞かれ、「ええ、まあ」と否定せず。「田中さんは何号ですか？」という追い討ちには、「何号もないですから」と答えた。
『サンダーバード博』は、世界初となる『サンダーバード3D映像』、人気スーパーメカが大集合した『サンダーバードギャラリー』、サンダーバード2号と一緒にレスキューする『参加型アトラクション』や『最先端科学技術展示』など、マニアのみならず初心者も楽しめる内容となっている。
制作発表では、日本科学未来館の毛利衛館長(65)のビデオメッセージも流れた。
