歌手や声優、タレントなどマルチに活躍する“しょこたん”こと中川翔子（27）が28日、千葉・幕張メッセで開催された動画サービス・niconico主催のイベント『ニコニコ超会議2』に出演し、自身がメインパーソナリティを務める『超しょこたんのヲ』の生放送を行った。
番組は、しょこたんとお笑いコンビ『アメリカザリガニ』柳原哲也（40）が毎回スタジオにその道のヲタクをゲストに招き、あらゆるヲタクの哲学を深く追求していくというもの。しょこたんは、登場するなりノリノリなコールアンドレスポンスで「弾幕が足りないぞー！」「声が足りないー！」と来場者とユーザーを煽った。
イベントを楽しむ来場者を見渡したしょこたんは、「なんと、人がゴミのようだ！美女もイケメンもカオス」とご機嫌。前日の様子はテレビで知ったそうで、「NHKの7時のすごい真面目なニュースで『超会議2』の様子が取り上げられてました。盛り上がってるようで」と、喜んだ。
この日、『ニコニコ超会議2』後の『ニコニコ超パーティーII』にも出演したしょこたんは、リハーサルに追われていたようで、「トイレに行く暇もなくて、打ち合わせも2分しかできてないので、生放送でお漏らししないように気をつけます」と真剣な表情。のっけから来場者を置いてけぼりに。
イベントを堪能しようと、フードコートで販売された『ホモォムライス』を柳原に勧められるも「全然美味しそうじゃない……」と素直な感想を語りつつ、「このカオスを味わうのが楽しいですね」とフォロー。続いて食べた『自民党石破茂幹事長の特製カレー』には「うまい！石破さんを応援しよう！」と会場の爆笑を誘った。
今回のゲストは放送作家兼タレント兼占い師のゲッターズ飯田（38）。しょこたんは、8年前ぐらいに初めて占ってもらったそうで、「天使みたいな人。ネットの活動だけで家で膝を抱えていた頃に『来年、運気が上がる』って言ってもらって。そこからいろいろ動き出した。恩人です」と明かした。
番組プロデューサーからniconicoの今後を占ってほしいと頼まれ、「6年半の闇が終わりました。2015年から爆発的に良くなり3年後、niconicoに何かが」という結果に。予言めいた語り口にniconicoユーザーたちが湧くと、しょこたんも「私だってプレミアム会員に入ってるくらいだからね」とアピールした。
続いてしょこたんの番になると、何を占ってもらうかをユーザーアンケートで決定。8項目から圧倒的人気で「結婚」について占うことになると、しょこたんは「聞きたいような聞きたくないような。振込、支払い、掃除、洗濯やったことないのに！」と絶叫。「中川家の男性は早死にかいなくなるかで家に男性が住んでいたためしがない。旦那は遠洋漁業をしてほしい」とまくし立てた。
結婚相手には「中川って名字を絶やしたくないから婿養子で、猫アレルギーの人も嫌だし、ヲタタイムもいいよって言ってくれて、ゲームも私よりうまくないと嫌だ」と必須条件を列挙。ユーザーたちが興味津々に耳を傾けるなか、「結婚は、圧倒的なチャンスが来るのが3回」と占われた。
飯田は、まず1回めのチャンスとして「2014年。今年の年末から来年にかけて出会うおしゃべりで陽気な人は、運気が上がるので出会ったほうがいい」とアドバイス。続いて、「2016年、最後の2020年を逃すと本当にやばい」と告げられると会場から大きな笑いが起こった。
結婚に消極的な様子のしょこたんだが、子どもはほしいようで、「立派なヲタ娘にする。キャラ弁の本をつくりたいし、読ませる本とコスプレは大中小買ってある」と真顔。「それをしたいからエア子育てはしてます。もう、ピッコロさんみたいに口から産みたい」としょこたんワールド全開で終始しゃべりまくり、会場を盛り上げていた。
