作家・角野栄子氏(78)原作の児童書『魔女の宅急便』が初めて実写映画化され、来春公開されることが23日、わかった。
主人公のキキ役には、女優・小芝風花(16)を抜擢。2011年、武井咲(19)の妹キャラクターを選ぶオーディションで、3万5390人の中からグランプリを獲得した美少女で、フィギュアスケートで関西8位となった実力を持つ。
24日付のスポーツニッポン、スポーツ報知各紙が報じており、小芝は「浅田真央さんのように見ている人みんなを笑顔にしたい」と、映画初出演にして初主演の意気込みを語り、ほうきを自在に操れるように一日200回木刀の素振りを開始したといい、「私もほうきで空を飛びたいって思っていました。キキは自由奔放なところが私とそっくり」と、5月下旬のクランクインに胸を躍らせた。
『魔女の宅急便』(全6巻)は、世界8ヶ国で翻訳されている人気児童書で、89年に宮崎駿監督(72)がアニメ映画化し、大ヒットを記録。今回はスタジオジブリは無関係で、『呪怨』などで知られる清水崇監督(40)がメガホンをとる。