オリジナルロボットアニメーション『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』プレミア先行上映会が3月29日、東京・台場シネマメディアージュで開かれ、ヒタチ・イズル役の相葉裕樹、アサギ・トシカズ役の浅沼晋太郎、クギミヤ・ケイ役の日笠陽子、イリエ・タマキ役の井口裕香、スルガ・アタル役の池田純矢が登場しトークを繰り広げMCはニッポン放送の吉田尚記アナが務めた。
未来形SF作品で、宇宙に適応できる遺伝子操作によって生まれた全地球防衛軍『GDF』の士官学校に所属する『チームラビッツ』の少年たちが、最新鋭の戦闘デバイス『アッシュ』を駆り、汎銀河統一帝国と名乗る謎の勢力『ウルガル』との激闘を展開していくというもの。
概要だけ見るとシリアス色が強い作品のように思われがちだが、5人の役どころは“ザンネン5（ファイブ）”と陰口を叩かれおり、それぞれ飛び抜けた能力はあるものの、精神的にどこか残念なものを持ったキャラクターで、ときにコミカル、ときにシリアスなのが特徴だ。
事前に開かれたマスコミ向けのフォトセッションの際から5人は盛り上がっており、撮影の声がけをするとノリノリでポーズに応じてくれるサービスを見せる。そのノリは舞台あいさつが始まっても変わらず、登壇直後から井口が日笠の髪留めを直すという自由すぎる様子を見せ、これに浅沼が「暴れすぎで髪乱れるって…」と、ボヤき、相葉は、「この空気に呑まれちゃって、これから日笠さんとどう接したらいいんだろうと」と、困惑気味になることも。
日笠の番になると、元気いっぱいながらも「クール」という単語を連発しざっくりな説明で、井口が爆笑。ほかにも池田が「スルガはミリタリーオタクで記憶力がずば抜けている」といい、機体に積んでいる兵器の長く難しい単語でも、スラスラと暗唱し、場内を沸かせていた。
すでにアフレコは終盤という本作。池田によると見どころは「ロボ戦のCGバトルですね」とド派手なもので、声を当てるごとにテンションも高くなっていっている様子を身振り手振りを交えて熱弁したり、相葉も、「一見PVでシリアスなのかなと思われる方かもしれませんが、日常の描き方もコミカルです」と、コメントした。
また、出演するキャストが多すぎ、マイクが4本では足りないそうで、入れ替えするほどの人の熱気であふれている現場であることを明かしていた。
そして、上映が開始。当初3話を予定していたが、急きょ4話も上映され、場内も拍手で歓声に沸く。上映終了後にも5人は舞台に立ち、場内ではテンションが上がってはしゃぐ日笠に、浅沼が劇中ではクールキャラで別人のようだと形容し、「オンエアになったらケイは別の声優さんになっていますので、今日来られたみなさんは得したと思います」とからかったが、そこに日笠は乗っかり、「ケイ良かった！私、自分に感心しちゃった」と、目を輝かせていた。
その後も、日笠考案による「マジェスティックプリンス」ポーズを場内一体となってしたりと笑いが絶えないものに。そうやってはっちゃけていていた日笠だが、「お仕事は真面目に、本番は真面目にやっていることだけは信じていただきたい！みんな“ザンネン5”と同じように、徐々に絆を作っていく所も似ている」と、最後はキッチリPR。
相葉も、「出演者もワクワクしながら見れてアフレコするたびに、次の台本来ないかなと思いながら新しい話を録っている最中です。会場のみなさんはどう感じたのかというのがありますが、今のところ楽しんでもらえたかなと思っています」と、観客の反応を見てメッセージを寄せていた。
テレビアニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』は4月4日より、TOKYO MX、テレビ神奈川、KBS京都にて毎週木曜午後10時30分～より放送開始！サンテレビほか全国28局で放送開始！
■STORY
地球暦2110年。宇宙に進出を果たした人類は、数多の資源小惑星を手中に収め、繁栄を見せていた。しかし、外宇宙への最前線となる木星圏に、汎銀河統一帝国を名乗る謎の勢力・ウルガルが襲来。その戦力差に地球は存亡の危機に陥いることとなった。その頃、遺伝子操作で宇宙に適応できる人類を生み出そうとするプロジェクトによって生まれた特務機関MJPに所属するチームラビッツの少年達は、最新鋭の戦闘デバイス『アッシュ』を受領し、全地球防衛軍『GDF』の撤退の盾として前線に送り込まれてしまうこととなる…。
