アイドルグループ『アイドリング!!!』が13日、東京・Zepp Tokyoで「アイドリング!!!西へ東へミステリーツァーング!!!」の昼公演を行い、ライブ中に、アイドリング9号の横山ルリカ(21)が、どうグループから初のソロデビューが発表され、号泣した。
「ミステリーツアー」というタイトルにひっかけて、MCでは、ライブ中に、「ミステリー」がいくつか発表された。「ミステリーだけに、いきなりアイドリング解散とか?」「そしたら、各所属事務所怒るよね~」などと、どんな内容か戦々恐々のメンバーたち。
注目の1発目!アイドリング13号の“せりな”こと長野せりな(18)が、大学に合格したことりの報告。2発目が「まさかのオメデタ!?」として、メンバーがハワイの浜辺でお腹を出している写真、3発目が、「某ビンボーアイドルセレブ化疑惑」として、同じハワイでシャネルのショップに入る姿をメンバーが撮ったものが公開された。
そんなほのぼのとした空気を一変させたのが4発目だった。アイドリング23号の“ゆうな”こと伊藤祐奈(17)が、「横山ルリカ、6月にソ・・・」と、思わせぶる。まさかの「卒業!?」と会場もザワつくが、「横山ルリカ、6月にソロデビュー決定―ッ!」と、発表されると、会場から、「おめでと~」と歓声と、拍手がわく。
ルーリーは、ビックリしたのか号泣し、「そういう話はあったんですけど、いつっていわれてなくて。卒業って言われるのかと思った」と、いうのがやっと。しばらく涙が止まらなかった。
昼公演終了後、囲み取材に応じたルーリーは、「本当に時期は聞かされていなくって、1年前ぐらいから曲をレコーディングはしていたんですけど、具体的には知らなかったので、あそこで発表されてビックリして泣いちゃいました。すっごい嬉しかったです。あの場所で発表されて、ファンの方たちが喜んでくれたのが感動しました」と、感動の瞬間を振り返った。
メンバーからは、「一緒に泣いてくれているメンバーもいて、それを見ていたら、逆にもらい泣きをしてしまって…。(みんな)おめでとうって言ってくれました。アミちゃん(アイドリング16号の菊地亜美)が、『バラエティー番組でいっぱい言って宣伝するからね』と、元気づけてくれました」と、
ソロデビューの話を最初に聞いてから、約1年。本当にソロデビューが実現するのか不安になった時もあったという。「そういう話を聞いたときは、嬉しさもあったし、本当にデビューできるのか不安だった。曲を録った時もあるし、お休みしていた時期もあったので、具体化されると、実感がすごい今、湧いてきました。本当に良かったです」と、まさに、サプライズ発表だった。
『アイドリング!!!』初のソロデビューとなったが、「不安とプレッシャーでいっぱいです。すごい緊張しいなので、一人だと、みんなで励ましあえることができなくなってしまうので、一人の時にも緊張しない方法を見つけようと思います」と、苦笑いしつつ、「ソロは、アイドリングとして6年間、いろんな活動をさせてもらって、このお話が来たと思っているので、応援してくださる皆さんに感謝しながら、アイドリングとは違った一面を見せられるようにしたいと思います」と、意気込み。
力強い声量を生かして、高いキーのアップテンポの曲をよく聞くそうで、尊敬する歌手は柴咲コウを挙げ、「個性的で、アップテンポからバラードまで歌いこなせる。自分で曲が書けるようなアーティストさんになりたいです。自分でも挑戦したいです。まだまだだと思うので、もっともっと勉強して、いい歌詞が書けて、それを歌えるように頑張りたい」と、目指すソロシンガー像を語った。
ライバルについて問われると、「ライバルなんておこがましいことは言えません。自分では個性ないんじゃないかと思うんですけど、背の高さ、声も個性だといってくださる方がいるので、ライバルが誰というよりは、まずは、自分の個性を出せるようにしたい」と、語った。
また、発売元となるビクターエンタテインメント株式会社の担当者は、「これまで、カバー曲や彼女に合いそうな曲など、10曲ぐらい録ってきています。その中から、タイミングとか、さまざまな要素を加味しながら決めていきたい。力強さのある曲になるのかな…」と、ベールに包まれたデビューシングルについて、その一端を明かしてくれた。
ルーリー本人が、「緊張しい」と語っていたことからすると、いきなりスローバラードはなさそうなので、アップテンポなものになると本サイトは予想するが・・・。
同ライブは、5月3日には、Zepp Nambaで昼公演:12時開場、午後1時開演、夜公演:午後5時開場、午後6時開演の2回公演が行われる。
また、追加公演として6月1日には、東京のZepp DiverCityで昼夜2回公演が行われる。
詳細はHP(http://idoling.jp)まで。