『円谷プロダクション創立50周年新事業展開説明会』が12日、東京・渋谷のアイアシアタートーキョーで開かれ、7月10日より新たなウルトラマン『ウルトラマンギンガ』が放送されることが明かされた。
『ウルトラマン』などの名作を夜に送り出している円谷プロが創業50周年にあたり、三大コンテンツを発表。1つ目は初代の『ウルトラマン』HDリマスター2.0によるDVD＆Blu-rayの発売。2つ目はプラズマソウルで凶暴化した怪獣たちをハンティングしていくことを主旨としたデータカードダス『大怪獣ラッシュ』の展開。そして、3つ目が『ウルトラマンメビウス』以来の新しいウルトラマンとなる『ウルトラマンギンガ』の発表となった。
『ウルトラマンギンガ』は7月10日の『新ウルトラマン列伝』（テレビ東京系、水曜・午後6時～、番組は7月3日よりスタート）内で6週にわたり30分で放送（11、12月には5エピソード）され、そのキャストがまずは登場。礼堂ヒカル役・根岸拓哉（17）、石動美鈴役・宮武美桜（16）、度会健太役・大野瑞生（18）、久野千草役・雲母（きらら、15）、一条寺友也役・草川拓弥（18）と全員10代で、メガホンを取るアベユーイチ監督が「テーマは勢いとフレッシュ」という通りの顔ぶれが並んだ。
物語は全員高校生という設定。日本の地方都市が舞台といい、夏休みに故郷へ帰ってきた神社の息子のヒカルが美鈴や健太、千草ら幼馴染とともに、神社のご神体とのかかわりでウルトラマンギンガと出会い、戦いに巻き込まれていくというもの。草川は謎の転校生で主人公らと敵対するという。ウルトラマンタロウらウルトラ戦士も人形になってしまうという気になる展開で、戦い勇気を示す時というのが描かれるという。
そして、キャストもまだ見ていないという『ウルトラマンギンガ』がお披露目。胸元などの光り輝くクリスタルパーツが特徴で、軽快に現れるとポージングンなどを披露した。
主人公を演じる根岸は「まさか自分がウルトラマンになれるとはと思っていて、実感がないです」と、驚きを口にすると、ヒロインの宮武は「小さい頃からお兄ちゃんと観ていて憧れだったので出演させて頂けて嬉しいです」と、喜びを口にした。
撮影は今週クランクインしたそうだが、根岸は「まだ、会って1ヶ月くらいしかないんですけど、現場は和気あいあいです。雲母ちゃんと大野瑞生がふざけあってます」と、5人で仲良さげに笑う様子も。そして根岸は、「若いフレッシュな5人で頑張ります。夢や希望を届けられるように頑張ります！」と、気合を込めていた。
■詳細情報
・監督：アベユーイチ、原口 智生、梶研吾、石井良和
・脚本：長谷川 圭一、赤星 政尚、荒木 憲一、谷崎 あきら
イベント上映用スペシャルエピソード2本（9月と来春に上映予定）の合計全13エピソードが公開される。
