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元Jリーガーが逮捕!教え子の中2男子を蹴り両腕折る

 元Jリーガーの西脇良平容疑者が11日、指導するサッカークラブで中学生(13)を蹴って両腕を骨折させたとして、傷害の疑いで逮捕されていたことが、分かった。

 西脇容疑者はJリーグ・市原(現千葉)の元選手。1997年のナビスコ杯でプロデビュー。99年にはU―20日本代表に選出された。その後、06年に「世界で戦える選手を育てたい」と、故郷に戻り『F.C.Alma大垣』を設立。生徒たちの指導に当たっていたという。

 12日付のスポーツニッポン、日刊スポーツ、サンケイスポーツ各紙が報じており、4日午後0時半ごろ、岐阜県各務原市の陸上競技場敷地内で西脇容疑者が男子生徒を蹴り、両腕尺骨を折る重傷を負わせた疑い。各務原署によると「指導の一環だった」と容疑を認めているという。

 暴行に至るまでのいきさつは判明していないが、各務原署によると、暴行当日は『F.C.Alma大垣』の合宿最終日だったといい、午前1試合、午後2試合が組まれていたという。男子生徒は午前の試合に出場した後、休憩中に暴行を受けた。男子生徒はその後、午後の部の2試合目にも出場していた。

 男子生徒は4日夜、大垣市の自宅に帰宅後、両親に状況を説明。翌日、岐阜市内の病院で骨折と診断されたため、男子生徒も了承の上、各務原署に被害届を提出したという。

 合宿には約20人が参加。一部のメンバーが暴行を目撃していたといい、各務原署によると、ほかにも「検証の必要はあるが、いくつかの暴力的指導の話が出ている」とのこと。同署は保護者やメンバーから事情を聴き、西脇容疑者の普段の指導方法についても調べるという。

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