
女優・前田敦子(21)が24日、沖縄・宜野湾市で開催中の『第5回沖縄国際映画祭』で、俳優・成宮寛貴(30)とともにダブル主演を務めた5月18日公開の映画『クロユリ団地』(監督:中田秀夫)の舞台あいさつに成宮、中田監督とともに登場した。
同作は、高度成長期による人口増加とともに全国に急増した『団地』が物語の舞台。前田は、そんな団地で暮らし始めた少女・二宮明日香を演じ、しだいに恐怖と孤独に囚われていく姿が描かれる。
午前4時から開場を待っていた観客がいるほど人気ぶりで、予告編では上映では悲鳴が上がったかと思うと、3人が舞台上に現れると、大歓声が飛ぶことに。その様子を見た前田は、「予告編で会場から悲鳴が沸き起こったのを聞いて嬉しかったです」と、ニコリ。成宮も、「思いっきり絶叫してスッキリしてほしい」と、あいさつした。

そんな2人にもサプライズ演出が!後方にあったパネルの中からミノル役の田中奏生くんが飛び出してくると2人は思わず絶叫で、前田は少し飛び上がるほどに。これに前田は、「怖いのが苦手なのでびっくりしてしまいまいした」といい、成宮も「(聞かされていなかったので)ちょっとしびれました」と、ドキリとしていたようだ。
あいさつ終了後の記者会見では、前田は本作に、「今回はホラー映画なので怖いと思ってもらえる中にも、それぞれの心情とかが深く描かれているので、明日香ちゃんの感情を一緒に味わってもらって、感動してもらえたら嬉しい」と、コメント。

一方の成宮は、「“孤独”というのが1つのテーマになっていて、基本的には怖い映画ですが、団地が舞台の“ザ・ジャパニーズ・ホラームービー”なのでぜひ劇場に足を運んで頂きたい」と、PRしていた。
また、25日付のスポーツ報知、デイリースポーツ、サンケイスポーツ、日刊スポーツ、スポーツニッポン各紙では、前田は自身のモノマネでブレーク中のお笑いタレント・キンタロー。(31)についても初言及することとなり、「まだお会いしたことはないですけど、凄くうれしい。わたしよりダンスも上手。いつかお会いする機会があれば」と、“公認”していたという。