俳優の栗山航（21）が24日、都内で『牙狼＜GARO＞〜闇を照らす者〜』の先行上映会舞台挨拶に青木玄徳（25）、池田純矢（29）、南里美希（24）、横山誠監督（45）と登場した。
いよいよ放送が始まる牙狼＜GARO＞第2章。“理想の街”と呼ばれるボルシティを舞台に若き魔戒騎士・道外流牙の新たな戦いの幕が開ける。黄金の輝きを失い、漆黒に染まったガロ。なぜ輝きを失ってしまったのか？ ボルシティに隠された真実とは？ 4月から、テレビ東京系6局、BSジャパンにて放送スタート！
劇中で見せる凛々しい姿とは対照的におっとりとした様子の栗山は“先代”魔戒騎士・冴島鋼牙を演じた小西遼生から撮影に臨む際に「頑張って乗り越えたら一生の思い出になるよ」とアドバイスをもらったことを明かし「その一言が身にしみて感じました」と感慨深く語った。しかし、司会から「撮り終わってからわかることありますよね」と聞かれると「うん」と明るく答え、観客を笑わせた。
同じく前シリーズに出演する藤田玲の後輩である青木は、藤田から「横山監督を信じてがんばれば間違いない」と励まされたといい「大丈夫かなと思いましたけど、ひたすら自分がやれることを全力でやってそれが伝わってくれたらいいな」としみじみ。「一番辛かったのは慢性的な暑さ。夏場のアクションが暑くて、スタジオも非常に暑くて、立ってるだけで汗がドーッと出てくる」と笑いながら振り返った。
そんなキャストたちに横山監督の印象はというと、栗山には「栗ちゃんの純粋な目を見て栗ちゃんにしました。今髪の毛を上げてますけど、下ろすとすごいかわいいですよ」、青木には「顔が一番きれいだと思った。男から見るとちょっと腹立つんですよね」と苦笑い。池田には「すっごいオーディションで熱烈アピールをしてた。電話で知り合いに『どんな人？』と裏をとったら、現場の評判も良かった。あと、不良役にはピッタリだったんです」とざっくばらんに語った。
思い出に残ったシーンを聞かれると、栗山は「1話の花嫁と戦うシーン。本当に撮影に入ってから間もないんですよ。20メートルぐらいの高さから吊るされてビューって…」と笑うしかないといった顔。横山監督は「気温がマイナス2度。新しい機械で、ほぼフリーフォール（自由落下）で落とすんですよ」とサラリと解説すると、栗山は「（落ちながら）“召喚”するんですけど、どうしても顔がこわばってしまうんです。決めるのが大変でした…でもあんまり（表情が）写ってなかったですよね」と笑いを誘っていた。
