
女優・杉本彩(44)が7日、都内で行われたインド映画『タイガー 伝説のスパイ』(監督:カビール・カーン/配給:日活)のジャパン・プレミアゲストとして、カビール監督、アーシーシュ・シンプロデューサー(44)、『ヤシュ・ラジ・フィルムズ』事業担当部長・アブタール・パーネサル(46)、『国土交通省 観光庁』加藤審議官、ディーパ ゴパラン ワドワ大使らと登場した。
2012年度のインド映画第一位で、歴代2位の大ヒットを記録したアクション映画。6ヶ国、9都市で110日間をかけて撮影を敢行したスパイ・アクションロマンス超大作。ワイルドな男っぷりが弾ける“ボリウッド1”(インド映画のスターをハリウッドに引っ掛けて“ボリウッド”という)のダンディ野郎、サルマーン・カーンがジェームズ・ボンド顔負けの敏腕エージェントに扮し、ミッションと恋に、世界をまたにかけて大暴れ!
いまハリウッドを凌ぐ勢いで世界的人気のインド映画。その中から、インド版「007」的スパイ・アクションロマンス大作『タイガー 伝説のスパイ』、王道ラブロマンス『命ある限り』、インド版「ルパン三世」的クライム・ハードアクション『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』、2010年インドアカデミー賞史上最多16部門独占で、世界各地でリメイクが決定した人気作『きっと、うまくいく』と、抱腹絶倒、涙ホロリ、手に汗握る、至極のエンターテ“インド”メント作品の4本が『ボリウッド4』として4月20日より公開される。
インドのディーパ ゴパラン ワドワ駐日大使は、「インドの映画界では『日が沈まない』と言われていますが、アラスカでも見られています。『タイガー 伝説のスパイ』を始め日活から公開されます。日本とインドのこれからみたことないような素晴らしい関係になっていくと思います」と、文化・人物交流が盛んになる人を望んだ。

『ヤシュ・ラジ・フィルムズ』事業担当部長のアブタール・パーネサル氏は、「日本でこの映画を公開するということは、17年のキャリアの中で夢でした。ありがとうございました。感謝いたします。この映画を通していろいろな経験をしていだたきたい。4本が来月から公開になります。ぜひ楽しんで下さい」と感謝。
プロデューサーのアーシーシュ・シン氏は、「日本で映画を撮影するのが次の段階だと思ってます。京都、大阪、東京、神戸を見て回りました。日本でボリウッドの映画をいつか作りたい」と、将来を見据えた。
カビール・カーン監督は、「タイガースパイは世界40ヶ国以上で大成功を納め、やっと日本で公開できます。海外に渡っているインド人が見に来てくれるので、日本人が見てどう感じるか気になっています」と、外国人の反応が楽しみだという。
加藤審議官は、「マスコミの取材がインドに出ると、日本に感心を持ってくれて、ドッと日本に来てくれる。中国、韓国でも日本でロケをした映画が公開されるとドッと観光客が来るので、監督にもぜひ、(日本で)撮っていただきたい」と、観光客誘致にも一役買って欲しいとアピールした。

ここで、花束贈呈のゲストとして登場した杉本は、原則として既婚で、なおかつ夫が存命中のヒンドゥー教徒の女性がつける額に施す装飾のビンディーを付ける。
一足早く観た杉本は、「ものすごく楽しく面白い。それだけじゃなく、ホロッとさせられる場面、ワクワク興奮させられる場面もありまして、夢中で拝見させていただきました。インド映画は昔から好き。最近、ますます映画が面白くなって、進化・洗練されていると感じます。ハリウッドに劣らぬスケールの映画。制作費いくら掛かっているんだろうと思うぐらいスケールが大きな映画。俳優、女優がうらやましい」と、絶賛。
監督は、「声が美しいので魅力を感じました。ボリウッドのカトリーナ・カイフと対抗できる。代わりに出ていただくかな」と、本作にも出演しているインドのトップ女優の名を引き合いに出し、杉本のエキゾチックな雰囲気にメロメロ。
杉本は、「昔からミュージカルシーン大好きで、一度、あの衣装でダンスしてみたい」と、大乗り気で懇願した。
【ストーリー】
インドの諜報局が生み出した完全無欠のスパイ“タイガー”は、敵国パキスタンに寝返った元同僚を始末したばかり。ところが新たなミッションで向かったダブリンで、生まれて初めての恋に落ちてしまう。しかも愛した女性は、なんとパキスタンのスパイだった!決して結ばれてはいけない相手との逃避行。果たしてふたりは、偽りだらけの世界で真実の愛を貫くことができるのか?
映画『タイガー 伝説のスパイ』『命ある限り』『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』は、4月20日よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー。また、『きっと、うまくいく』5月18日より全国拡大ロードショー









