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【日本アカデミー】広末涼子 助演女優賞は「引き算のお芝居」への挑戦だった

  • 2013年3月8日
  • 2023年9月28日
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 『2013(第36回)日本アカデミー賞』授賞式が8日、東京・港区「グランドプリンスホテル新高輪」で開かれ、優秀助演女優賞の表彰に広末涼子(32)が登壇した。

 『鍵泥棒のメソッド』での受賞となり、「脚本がおもしろくて、素敵で、参加させていただいたんですが、脚本の段階ではあんなに感情を出さないというものだったんです。監督と話して、押さえて押さえて、引き算のお芝居を初めてさせて頂きました」と、挑戦していたという広末。

 共演した、堺雅人や香川照之が現場での雰囲気を作っていたそうで、「本当におもしろくて、なんとも言えないお芝居をするので、これにリアクションをしないというのは、焦点を合わせないような気分でやらせて頂きました」と、この辺りが“押さえる”部分になったようで「インのスタイルは登場しただけでつらかったですね」と振り返った。

 また、学生服姿にもなったが、「あれを着たのは朝方で、自分も何をしていたのか分からなかったです(笑い)。私、関西の方の出身で“吉本”見るの大好きなんですけど、“吉本”じゃないと思っていて、今回、コメディエンヌとして話題を提供できたことにホッとしています」と、しっかり笑いをとっていた。

 なお、優秀助演女優賞の最優秀は『あなたへ』の余貴美子が輝いた。

 ■優秀助演女優賞(★が最優秀)
 寺島しのぶ『ヘルタースケルター』
 広末涼子『鍵泥棒のメソッド』
 満島ひかり『北のカナリアたち』
 宮崎あおい『わが母の記』
★余貴美子『あなたへ』

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