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市川團十郎さん本葬に尾上菊五郎、米倉涼子ら2500人参列…喪主・海老蔵「今となっては申し訳なく情けない」

 歌舞伎俳優・市川團十郎さん(享年66)の本葬が27日、東京・南青山の青山葬儀所で営まれた。

 葬儀には尾上菊五郎や市川中車(香川照之)といった歌舞伎俳優仲間とともに王貞治、米倉涼子ら芸能関係者も含め約2500人が参列することとなった。

  28日付の日刊スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツ報知、スポーツニッポン、東京中日スポーツ各紙が報じており喪主あいさつで海老蔵は、パソコンの中にあったという團十郎さんの辞世の句『色は空 空は色との 時なき世へ』と、読み上げた。

 海老蔵はさらに、「父は若くして父と母を失い、白血病を2度患い、そして息子が私という…苦労の絶えない人生でした」と振り返り、「つらく苦しい時も、家族の前ではいつも明るく優しく大きくドーンとしていた」と回顧。「新開場する歌舞伎座に出ることを楽しみにしていましたが、今となっては申し訳なく情けない。早く見つけていれば(もっと寄り添うことができたのに…)」と、悔やんでいたという。

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