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あっちゃん出演日中合作映画 尖閣問題で中止に

 元『AKB48』メンバーで女優の前田敦子(21)や、俳優・松田翔太(27)らが出演し、今秋公開予定だった日中合作映画『一九0五』が、製作中止となったことが25日、わかった。

 同作は香港出身の俳優トニー・レオン(50)主演で、香港や台湾での公開も予定されていたが、企画・製作のプレノン・アッシュ社が破産したため、製作中止に。前田の国際女優デビューもお預けとなってしまった。

 26日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、尖閣問題をめぐる日中の関係悪化から、プレノン社の資金繰りが悪化。今月20日、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けた。負債は6億4300万円にものぼるという。

 同社と配給を手掛ける予定だった松竹は、「大きな期待が寄せられていた作品が製作中止となり、残念です」とコメントした。

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