
お笑いタレント・千原ジュニア(38)と脚本家でエッセイストの北川悦吏子(51)が15日、東京・八芳園で女子大生たちを応援するイベント『女子力UP!女のコのための●冬の学園祭 第2回』(●=ハート)に登場した。
人気女性ファッション誌『JJ』(光文社)とコラボしファッション・美容・就活などのテーマで“もっと可愛くなりたい!もっと素敵な大人になりたい!”という女子大生たちを応援するイベント。
中盤のステージで『ソウゾウリョクを極める』と題したコーナーに姿を現した2人。昨年11月に突発性難聴であることをツイッターを通じて告白した北川も、この日は元気な様子を見せる。
千原が「ネイルサロンを出てきたばっかりの女の子にはじゃんけんは絶対勝てるグーかチョキは出さない」と自信満々に答えると、北川は、「最近はジェルじゃないからつかないよ」と、すかさずツッコミを入れ、「ちゃんと女の子と付き合ってないんじゃないの?」と、辛口で返すことに。これに何も言えなくなってしまった千原へ、北川は、「ごめんねヘコんじゃったね」と、謝った。

北川へは、脚本執筆の発想法についての質問があり、「職業ですので、一生懸命作っているという感じです。フッと降りてくるということはないですね」と、打ち合わせや考えた末ということを話す。発想する場所の1つとしてトイレを挙げ、「すごく頭にくることがあるとトイレに行ってクールダウンしますね。みなさん女子大生ですけど、OLになると分かると思います」とも。
さらに、北川は自身が手がけたドラマ『ロングバケーション』や『あすなろ白書』のことなどを語りつつ、スタッフ集めについては、「いじわるする人が絶対にいるので、そうじゃない人とか、外人とかそういう人を集めました」と、自身のものづくりへの思いなども明かしていた。

ほかにも千原が、松本人志(49)、“キム兄”こと木村祐一(50)と3人で温泉旅行に行った際に浴衣で朝食がダメだったというエピソードを3人ともが切り口を替えて話し、なかでも松本が「僕の私服が浴衣だったらどうします?」と、印象的なことを投げかけていたと明かすと、場内はドッと沸き、「面白い話を考えていると前が見えなくなって、気づいたら違う場所にいるということもあったんです」と、自身のことも明かすことに。
そして、話が映画のことに向くと、「ストーリーを考えるとっかかりはどこからですか?」と北川に質問する千原は、「たとえば映画撮ろうっていうときどこから始めるか…。言われてるんですよ」と尋ね、監督作品の話がきているようなことも匂わせていた。
最後に千原は、「優しい人って、想像力ありますよね。あった方が楽しいと思います」といえば、北川も「想像力は自分の中だけで遊べるおもちゃです」と、女子大生に語りかけていた。

