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三浦貴大 父・三浦友和は「ある種の夢」橋本愛は自虐スピーチ

三浦貴大 父・三浦友和は「ある種の夢」橋本愛は自虐スピーチ
母・山口百恵からはメールで祝福

 俳優の三浦貴大(27)と女優の橋本愛(17)が10日、都内で行われた『2012年 第86回キネマ旬報ベスト・テン表彰式』に登場。三浦が新人男優賞、橋本が新人女優賞をそれぞれ受賞した。

 『桐島、部活やめるってよ』『ツナグ』『Another アナザー』などの演技を評価され新人賞の受賞となった橋本はフレッシュな黄色のワンピースで登壇すると「こんな顔で生まれてきて血のりが似合って、そのせいでいろいろなホラー作品に出させていただいて…」と自虐的なスピーチ。

三浦貴大 父・三浦友和は「ある種の夢」橋本愛は自虐スピーチ
キネマ旬報ベスト・テン表彰式

 「妖怪の役も2度経験し、そんな中でやっと青春群像劇だと思ったら首の皮膚をゾンビにもってかれ、まったく私はこういう演者なんだなあと。漕ぎ手のいない舟に乗って流されるまま2012年、活躍しているふりをしてきました」と笑いを誘うと「でもやっと去年の夏か秋か冬か、もしかしたら今年の1月か。私自身やっと子宮から出てきたなという思いです」と手応えを語った。

 橋本は「本当にまだ生まれて1年も経っていない赤ん坊だなと。一種の甘えでもありますし、癒しでもありますけど」と内省的に語り「そこんなクソガキの私を愛してくくださったみなさんのおかげで、今私は生きてて良かったと思える瞬間にめぐり合っているので、本当にありがとうございます」と感謝。「愛している方々全員にありがとうと伝えたい。なるべくありがとうが日常になるようにつとめているんですけど」と結んだ。

 『ふがいない僕は空を見た』『あなたへ』『わが母の記』などにより新人男優賞の受賞となった三浦。父に三浦友和、母に元歌手の山口百恵という環境に育ち、演技を認められ晴れての受賞となったことに「素直にやったと思いましたけど、よく考えたらあんまり新人ぽい年齢ではなくて、今年で28。あまり新人らしさがなくて、フレッシュじゃなくて本当に申し訳ない気持ちなんですけど。これからも役者として精進してきますのでよろしくお願いします」と恐縮気味。

 気になる両親の反応について「父はおめでとうとは、言ってくれました。メールで。母も同じようなおめでとうというのを。メールで」と会場を沸かせると「父は『本当に歴史のある賞なのでもらえてよかったね。賞の重みに負けないようにこれからもがんばってください』となぜか敬語でした」と苦笑い。尊敬する父に「同じ役者の道に進んで、父とまったく同じような役者になりたいとは思わないんですけど。今の僕にとって父はある種の夢かなと思います」と感慨深く語った。

三浦貴大 父・三浦友和は「ある種の夢」橋本愛は自虐スピーチ

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春らしい装いで登壇した橋本
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父・三浦友和は「夢」と語る貴大
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三浦貴大
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橋本愛
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キネマ旬報ベスト・テン表彰式
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キネマ旬報ベスト・テン表彰式
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