俳優・森山未來(28)が7日、都内で『第37回エランドール賞』授賞式に登場した。
日本映画テレビプロデューサー協会が選定する、映画、テレビ番組作品、俳優、番組プロデューサーなどに送られる賞。次代の映画、テレビ界を背負う俳優には新人賞が贈られることとなり、昨年の『苦役列車』で話題となった森山が受賞となった。
シックな装いで登場した森山は、壇上で開口一番、「こんなこと言っちゃあれなんですが、このタイミングで僕が新人賞を頂いていいんでしょうかと思ったんですけど、『お前はまだ新人のペーペー』やっていうのを、どこかで言われてるんやろうなということで、ありがたく新人賞を頂戴いたします」と、ちょっぴり困惑気味な心情を明かし、「とはいえ、これ以降で新人賞をもらうことは、もうそうそうないと思いますので、1つの節目として頑張って行きたい」と、前を向いた。
終了後の囲み会見でも、「みなさんもキャリアがあると思うんですけど、今このタイミングで僕がもらっていいのかなと。去年なんかほとんどテレビに出てなくて、映画ばかりでした。新人とか言うよりも、頑張っていく人たちに渡す賞かなと思っています」と、感想をポツリ。
報道陣から「個性派俳優といわれていますけど」との声が寄せられると、「そんなものはどうでもいいと思います」と、まさに個性派というような返答だった。
これから挑戦したいことについては、「心のなかにちまちまありますけど、とりあえず着の身着のままやっていければ」と、目の前の仕事に力を入れていくようで、「祝杯と名のもとにお酒を飲みます」と、語った。
■『第37回エランドール賞』新人賞受賞者
・染谷将太
・尾野真千子
・松坂桃李
・武井咲
・森山未來
・真木よう子