
1日の映画の舞台あいさつで卒業を発表した人気アイドルグループ『AKB48』の“ともちん”板野友美(21、チームK)が同日、AKB48劇場でファンを前にグループを卒業することをあらためて発表した。
開演前にともちんが舞台に1人立ち、心境を語ることとなった。
■板野友美コメント
みなさん、チームK板野友美です。突然の発表になったんですけど、AKB48を卒業します。きょうのドキュメント映画に収録されていたので、きょう発表になったんですけど、去年から決めていたことでした。
朝、妹にメールしたんですね、きょう、発表なんだよって。そうしたら「7年間、お疲れ様」って…(言葉を詰まらせる)メールが来て、それがすごく心に残っています。
小さい頃から飽きっぽくて、ひとつのことをずっと続けることが出来なかったんですけど、AKB48のことは7年間も続けられたってことは、本当にAKBのことが好きだし、ずっと私の誇りです。
この劇場では、すごいたくさんの思い出があって、1期生として初めてこの劇場に立って、楽しいことも苦しいことも。そして中学校2年生の時かな、すごく悩んで「もう劇場出たくない」って言って公演の途中で泣いてスタッフを困らせたりしたこともありました。何回もAKBをやめようと思ったこともありました。でも、その時は心のどこかに「辞めたい」って言っても迷いがあったんですけど、きょうこうして発表するこの想いに、もう迷いはありません。
なので、残りわずかな時間かもしれないですけど、この公演に出るのもあと何回と思うと1公演1公演すごく大切だなと思うし、こうしてファンのみなさんの前でメンバーみんなと踊るのもあと何回と思うとさみしいですけど、大切にしていきたいと思います。
きょうの公演も大切に最後までやりたいと思うので、みなさんよろしくお願いします。そして卒業の日にちはまだ決まってないんですけど、決まったら報告したいと思います。残りの時間、よろしくお願いします。頑張ります!
以上
ファンからは「頑張れ!」の激励の声が飛び、ともちんは深く頭を下げた。
その後、公演が始まるとしんみりしていた空気から一転。“まりあ”阿部マリア(17、チームK)が、「憧れの板野さん、目を合わせたら泣いてしまいそう…」と告白すると、ともちんはすかさず「合わせてよ!」と、ツッコミを入れるなど終始楽しげな様子を見せていた。


