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松岡修造は寝るときも本気!室伏広治 現役続行の真相、東京五輪招致、体罰問題を語る

松岡修造は寝るときも本気!室伏広治 現役続行の真相、東京五輪招致、体罰問題を語る
室伏選手(左)に隠れておどける松岡氏

 元プロテニスプレーヤーでスポーツキャスターの松岡修造氏(45)が29日、都内で行われた『エアウィーヴデュアルモード』新商品発表にハンマー投げの室伏広治選手(38)とともに出席した。

 株式会社エアウィーヴは、ロンドン五輪向けにマルチサポート事業用に使われた特殊技術を使ったマットレスパッドの一般向け新商品『エアウィーヴデュアルモード』を2月21日より発売。JOC(公益財団法人日本オリンピック委員会)と正式にパートナーシップを締結したエアウィーヴは、フィギュアスケートの浅田真央選手、テニスの錦織圭選手、ゴルフの宮里美香選手とスポンサー契約しており、いずれの選手からもエアウィーヴを使用して快眠を得られ、身体のコンディショニングが向上したと高評価を受けている。

 松岡氏は、登場するなりエアウィーヴ代表取締役社長の高岡本州氏と握手し、「僕の夢は、心も身体もエアウィーヴになることです」と、のっけからいつもの熱いテンション! アンヴェールとなり、新商品のソフトとハードの2種類がお披露目された。

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アンヴェール

 実際にエアウィーヴを触った松岡氏は、「相当ソフトとハードの感覚が違いますね」と室伏に振ると、「差がはっきりしていますね」と返答。さらに松岡氏は、「後から質問しろって言われたんですけど、いま聞きます。室伏さんはソフトとハードどっちが好きなんですか?」と、暴走気味に質問し、室伏選手は「筋肉の披露度が高いときはハードのほうがいいんじゃないかなと思いますね」と答えた。

 室伏選手と同じくハード派の松岡氏は、「いま5人家族全員エアウィーヴです。自分の家で使えて、持ち運びもできる。なんでこれが現役中になかったのか!」と感情をあらわに。そして、「いま錦織選手もそうだけど、10ヶ月毎週違うホテルですよ。僕が一番最初にすることは、ホテルに入ってベッド(の硬さ)がどうかな?ってやるんです。それで柔らかかったらガーンですよ」と、自身の現役時代を振り返る。

 “眠りの世界にもモードチェンジが必要”というエアウィーヴのキャッチフレーズにちなんで、「2人のモードチェンジは何?」と質問が飛ぶと、室伏選手は「モードチェンジはしますよ。練習のときとかこういう仕事をするときとか」と返答。だが、松岡氏は「ないね。ノーモードチェンジ。寝るときも本気で寝ていくんで。どれだけリラックスするかも本気なんですよ」と、就寝時も熱いテンションのままのよう。さらにMCに「ダラランするときあります?」と聞かれ、「どうですかね…」と困惑気味の室伏選手をよそに、松岡氏は「僕は本気のダラランなんですよ!」と答え、場内を沸かせた。

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感触を確かめる2人

 また、松岡氏の「寝れないときはどうするんですか? モヤモヤいろんな不安が出てくるときはどうするんですか?」という問いかけに、室伏選手が「まあ、しょうがないですね」と素っ気なく返し、報道陣も爆笑。

 今年の目標については、室伏選手は「ロンドン五輪が終わって、ひと息ついてますが、日本選手権にむけて頑張りたい」と、6月に行われる日本選手権での19連覇達成へ向けて意気込み、松岡氏は「僕の今年のテーマは和なんです。ロンドン五輪で皆さんが一つになった。そして、東京招致がある。そして、エアウィーヴの和の部分を発信して、日本、世界を元気にしたい」と、2020年の東京五輪開催実現を青写真に描いた。

 だが、現在アンケートの回答で、東京五輪招致は「どちらでもいい」という声が多いことについて、室伏選手は「五輪は必ず来たほうがいいと思います。実は東京だけでなく、震災の復興という意味がある。いまだに被災地の方の心の傷は深い。実際に五輪が来て、そこでいろんな国際交流が行われたり、東北の選手が金メダルを獲ったら、どれだけの人が元気づくか」とコメント。

 松岡氏に「ロンドン五輪の後、正直言って室伏さんが辞めると思っていた人が多かったと思うんです。それでも続けようと思ったきっかけは?」と聞かれたときも、室伏選手は「やはり震災復興ですね。私が銅メダルを獲ったことで、約束していた子供たちが笑顔になって、元気を取り戻してくれた。スポーツが人に勇気を与えることを再認識して、成績というより、自分の体力の限界に挑戦することが彼らにいいものを訴えかけられるんじゃないかな」と、震災復興がモチベーションになったことを明かした。
松岡修造は寝るときも本気!室伏広治 現役続行の真相、東京五輪招致、体罰問題を語る

 松岡氏も、もちろん「日本の皆さんは五輪が来たことによって、何が変わるか多分わからないと思う。経済効果よりも、日本に来たことによって日本人であることを再認識できる。日本はこういう国なんだよということを世界中にアピールできる一番のチャンス」と、東京五輪招致を夢見る。

 昨今、問題となっている指導者の体罰についても質問が飛び、室伏選手は「当然、暴力は反対します。指導者がしっかりと目的と目標をクリアにして、話すことが大事。勝つことも重要だけど、その先に何があるのかをしっかりと指導者のほうから伝えなければ、モチベーションはわかないと思う」と見解を。

 松岡氏は「いまの子供たちがどういう環境にいるのか考えなければいけない。昔と同じことをやって、ついてくる子供ってまずいない。暴力で従わせるというのは、これほど罪があって楽なことはない。ワクワク感を持たせる指導に変わっていってほしい」と、自身の考えを述べた。

 

 

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松岡修造
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室伏広治
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座っていたが、興奮して立つ
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「震災復興がモチベーションに」
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