劇団ハーベストに所属する女優の久保田紗友（くぼた・さゆ、13）が28日、都内でBS-TBSの連続ドラマ『神様のイタズラ』完成披露試写会を行った。
劇団ハーベストを運営するソニー・ミュージックアーティスツとBS-TBSが行う新プロジェクトは、注目の新星・久保田を世界にデビューさせるという取り組み。ドラマには宮崎あおいや堀北真希ら数々の女優を発掘してきた丹羽アンドリウをプロデューサーに迎え、久保田が主題歌も担当する。同作は、久保田演じる大沢サヤカが、神様のイタズラによって他人と心が入れ替わってしまうという物語でテレビ放送に先駆けUstream Asiaで世界に配信される。（http://www.ustream.tv/channel/kamiita2013）
全4回の同作で5役に挑戦した久保田はひときわ輝く笑顔で登場。「中学1年生、13歳の久保田紗友です」とあいさつすると、演歌歌手・さくらまやのモノマネを披露するなど大物ぶりを発揮。丹羽プロデューサーも「これだけの逸材なら、どうせならデカくやろうと思いました。僕は“華があるか”でしか見ていないのですが、写真で見ても何か持っているな、と思った。彼女は世界に出てもおかしくない大型新人女優」と手放しで絶賛。そんな期待をよそに久保田は「撮影とかも初めてで緊張したんですけど、すごいワクワクしてます。楽しく撮影ができました」と華やいだ笑顔で会場の心をまたたく間に掴んでいた。
撮影を振り返り、「あっという間に終わっちゃいました。5役やるんですけど、（心が）入れ替わった後が大変でした。やったこともない役もいっぱいあって、イメージが沸かなかったり」と語り「先輩の役者さんたちにいろいろ教えてもらいました。杉田かおるさんからは『この台詞はもっと強く言ったら相手も気持ちが作りやすい』とかそういうアドバイスをいただいたりして、すごい勉強になりました」とにこやかに語った。
見どころを聞かれると「1話ではヤクザと入れ替わった私、2話では動物と入れ替わったときのしぐさや声。3話では恋をするんですよ。恋をしたときのドキドキ感とか伝わったらいいなと思います」と解説し、主題歌にも「歌ってみたら楽しくなって、予定より早く終わりました。出来栄えはいいです」と自信をみせた。
目標とする女優を聞かれると「武井咲さんと北川景子さんを目標にしています」と話す久保田。「すごい努力家なところと、堂々としているところ、オーラがステキなところに惹かれました」と瞳を輝かせた。また、さくらまやのモノマネについては「劇団ハーベストのメンバーで歌を沢山歌っていて、たまたま歌っていたら『似てるじゃん』と言われて、これをモノマネにしてみました」と語った。
森永製菓のCMキャラクターにも抜擢された久保田だが、最後に誕生日ケーキのサプライズ。劇団メンバーから特製ケーキをプレゼントされると「嬉しい！」と“今日イチ”の笑顔で喜んでいた。
『神様のイタズラ』は2月4日よりBS-TBSで毎週月曜日23:00〜23:30放送。全4話。
