女優・永作博美（42）が24日、都内で行われた「第24回日本ジュエリー ベストドレッサー賞」の40代部門を受賞し、表彰式に妊娠5ヶ月のふっくらしたお腹で登場した。第2子妊娠発表後、初の公の場となったが、お腹の子の性別は、「まだ分からない」そうだが、「順調です」と、幸せそうな母の顔で語った。
過去1年間を通じて「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」そして、「今後もさらにジュエリーを身につけて欲しい人」を世代別、男性部門のそれぞれに分けて、選考し表彰する。
昨年、映画『八日目の蝉』（2011年、松竹）では、『日本アカデミー賞』や『ブルーリボン賞』など、数々の賞を総なめ。女優としての大人の一面とは別に、デビュー当時から変わらないチャーミングな笑顔は、“大人可愛い”女性として憧れの的となっている。ジュエリーの持つ妖艶で可愛らしいイメージに相応しいと、宝飾業界から熱烈な支持を集めての受賞。
お腹のふくらみを隠すような、ふんわりとした白いドレスで登場した永作は、「40代部門ということで頂いたのですが、40代に差し掛かって思うことは、思ったより、まだまだ40代というのは若輩なんだなということですね。あいかわらず、分からないことだらけで、学ぶべきはこれから先にあるのかなと思っている40代前半でございます。そんな折に、ジュエリーという、やっと、自分のカラーとして身につけていいかなと思えるような年代に頂けたことが嬉しくて、励みになるなと思っております」と、感謝の言葉を述べる。
最後に、「もっともっと輝かしい宝石が似合う女性になるように頑張ってまいりますので、これからも作品とか見ていただけると嬉しいなぁと思います」と、語った。
表彰式後に行われた囲み取材で永作は、「キラキラしたものを頂けるのは嬉しいですね。『女だワ』と思いました」と、子供っぽい笑顔を浮かべる。
普段、ジュエリーをつけることは、「家事が多くなってきて」いるから少ないそうだが、40代になって、「そろそろ付けてもいいかなって、自分の持ち物として、持っててもいいかなぁ」と、以前よりもジュエリーにも興味が出てきたそうで、「ジュエリーは一つ何か付けているだけで、堂々とできるというか、輝きをいただけるのでいいなと思います。ジュエリーとかあまりもらったことないので、今回が激しく印象に残るんでしょうね。東山（紀之）さんじゃないですけど、真しに精進していこうと思ってます」と魅力を語った。
贈られたジュエリーについて「この先、映画界の賞レースがあったりしますので、そういったたくさんの皆さんに見ていただける場所につけていきたい」と話していた。
また、昨年12月の第2子妊娠発表後、初の公の場となったが、生まれてくる子にもジュエリーを受け継ぎたいかとの問いに、「そうですね、使ってもらえるといいですね。永遠の輝きがあるのならば、丹精込めて、掘るところから、綺麗に磨いて、唯一無二のものと考えると大切に使いたいですね」と、優しい表情で語った。
【各年代の受賞者】
10代部門 川島海荷
20代部門 剛力彩芽
30代部門 松嶋菜々子
40代部門 永作博美
50代部門 高橋惠子
60代以上部門 由紀さおり
男性部門 東山紀之
特別賞 K-POPグループ『KARA』と、ロンドン五輪金メダリストの内村航平選手
