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元NHK鈴木文弥アナ死去 東京五輪女子バレー決勝、松山商VS三沢など実況

 元NHKアナウンサーの鈴木文弥さんが20日午後6時13分、急性肺炎のため、神奈川県内の病院で亡くなった。88歳だった。

 NHKが22日に発表。鈴木さんは東京都出身で、1948年にNHKに入局し、スポーツアナとしてスピード感あふれるしゃべりと、文弥節と呼ばれる独特の表現で活躍した。64年の東京五輪では、日本がソ連を破った女子バレーボール最終戦で、「マッチポイント」を「金メダルポイント」と形容して、流行語に。

 体操の難易度を示す「ウルトラC」も定着させ、高校野球では、延長18回引き分け再試合となった69年夏の甲子園決勝、松山商業対三沢高校のラジオ実況を担当した。

 23日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、葬儀は25日に親族だけで行うという。

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