人気男性K-POPグループZE:A（ゼア）のシワン（24）が20日、都内で現在公開中の映画『K-POP DREAM CONCERT 2012』の公開を記念し来日舞台挨拶を行った。
韓国のトップアーティストたちが一同に集まり、毎年7万人を動員するK-POP最大級の祭典がスクリーンに登場。昨年は東方神起、KARA、2PM、BEAST、ZE:A、INFINITEなどが出場した。
集まったファンからの黄色い声援を浴びながら爽やかに登場したシワン。「遅いですけど、あけましておめでとうございます」と日本語であいさつ。憧れのドリームコンサートで司会を務めたとこに「緊張はもちろんしました。韓国で本当にトップの人だけが立てる本当に夢の舞台なんですね。そのステージで司会までまかせてもらい本当に夢のようでした」としみじみと語った。
「言葉にできないくらい緊張していて、自分がなにをしたのかまったく覚えていないぐらいです。改めて映像で見ると、ちょっと恥ずかしかったです」と語るシワン。「ほんとにわけがわからないぐらいになってしまい。司会をして衣装を変えて、踊って歌って、また衣装を変えて…ほんとうに言葉にできないぐらい慌ただしかったです」と懐かしみ、「一番記憶に残ったのは7万人のファンの方でした。いろんな風船や持ったりボードを持ったりしているのが本当に美しい。歌手として力になると思いました」と感謝しながら「ファンの中でみなさんが一番です」とサービス精神たっぷりに会場を沸かせた。
昨年はドラマ『太陽を抱く月』『赤道の男』など俳優としても活動の幅を広げているシワンだが「僕自身は準備してきたわけではなく、本当に運良くチャンスをいただけた。自分が演じた姿そのものよりもさらに皆さんが高い評価をしてくださったように思えていて、とても感謝しています。責任感を感じるようになりました」と振り返った。そして「ドラマに出る前は、なかなかテレビに出る機会がなかったので両親は『いつになったらテレビに出るようになるのかな』と思ってたみたいで、ドラマに出るようになって、両親は本当に喜んでいると思います」とほほ笑んだ。
気になるメンバーのリアクションは「メンバーたちはもちろんお祝いもしてくれましたし、『演技上手だね』とも言ってくれました。やっぱりメンバーの言葉というのは僕としても力になります」と明かし、役作りについては「台本をもらいとにかくその人物になりきろうとマインドコントロールをしていました。台詞は本当にいつでもという形でステージで歌ってる時も『何だっけな？』と自分の中でナゾナゾをして答えるようにいつも考えてました」と話した。
また、昨年から始動しているニュープロジェクトZE:A5（ゼアファイブ）について「最初のほうは少し寂しいような、少し落ち着かないなと思うことがあったんですけど、活発で明るいZE:Aとは違った魅力をお見せできると思います」と語った。
『K-POP DREAM CONCERT 2012』は全国TOHOシネマズほか上映中。
