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波乃久里子 弟・勘三郎さんの死後初コメント「殴り合いのケンカもしたし、ファンだった」

波乃久里子 弟・勘三郎さんの死後初コメント「殴り合いのケンカもしたし、ファンだった」
波乃久里子(1月2日撮影)

 昨年12月5日に亡くなった歌舞伎俳優・中村勘三郎さん(享年57)の姉で女優の波乃久里子(67)が15日、都内で『二月喜劇名作公演』の会見に出席し、初めて勘三郎さんの死についてコメントした。

 波乃さんは、「芝居の話になると、ぶん殴り合いのケンカになった。芝居も笑うときもいつも本気。ファンでした」と、弟への思いを吐露。劇団新派の女優である波乃に、入院中の勘三郎さんが声が出ない口を懸命に動かし、「新派」「いっぱい話したいことがあった」と話したのが、最後の会話になったという。

 16日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、波乃は勘三郎さんが昨年7月、食道がんの手術を受ける前に「僕は長生きできる役者ではないって思ったよ。でも、これほど早いとは思わなかった。2人のせがれを頼む」と、話していたことも明かした。

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