
“ネガティブ王子”ことモデルの栗原類(18)と映画コメンテーターのLiLiCo(42)が15日、都内で行われた海外ドラマ専門チャンネルAXN主催の『「第70回ゴールデン・グローブ賞授賞式」放送記念記者発表』に登場した。
1944年から行われている映画、TVドラマの世界的な賞として日本でも有名なゴールデングローブ賞。華やかなセレブたちや映画関係者がそろい踏みする授賞式そのものが大きなエンターテイメントとして注目されている。そんな同賞をAXNが日本独占放送。1月20日、午後8時よりノーカット字幕版で同チャンネルで放送される。

米・ロサンゼルスで同賞の取材をし、帰国したばかりのLiLiCoは「てんやわんやの大騒ぎでした」と大盛況だったセレモニーの様子を報告。髪の毛をポンパドール風にアップした栗原は、恒例となった恐縮気味の態度で「いろんな方々に愛されるセレモニー。自分にふさわしいのか…」と静かに語った。
同プログラムの初めての男性アンバサダーに選ばれた栗原。「最初で最後の男性にならないようにお願いします」と低姿勢で懇願。映画への造詣も深いという栗原は同賞について「スタッフや美術、音楽に関わった人たちが見れるので、気付かなかったことが気づく。勉強になります」と語り、俳優業については「死体役とかどうでしょう。小さい役からやってみたい」とささやかに意気込んだ。
イベントでの共演も多かったという栗原とLiLiCoだが、LiLiCoが「クリクリ(栗原)とデートした時も…」と話すと「強制的に。スタッフさんもいました」と諌める栗原。今年の目標に「クリクリのファーストキスを奪う」と高らかに宣言するLiLiCoに栗原は「ダメ!」と拒絶しながら「LiLiCoさんは母親と同い年」と笑いを誘った。
それでも面白がるLiLiCoは「ちょっとだけ」と隙あらば接近、栗原は体を反らせて懸命に拒み、「チューして!」と白昼鼻息荒く迫るLiLiCoに、栗原の「ノー!」という叫びが響いた。
また、今年の抱負を「自分が下の下にいることを自覚して、まわりの方を上げていきたい」と語る栗原。同賞でも最多となる3部門を受賞した映画『レ・ミゼラブル』にちなみ「栗原さんが『ああ無常』と思うことは?」と聞かれると「人間は汚い生物なんだなと思います」とつくづく語った。
《第70回 ゴールデン・グローブ賞 <映画の部>主な受賞作》
ドラマ部門 作品賞『アルゴ』
ドラマ部門 女優賞 ジェシカ・チャスティン(『ゼロ・ダーク・サーティ』)
ドラマ部門 男優賞 ダニエル・デイ=ルイス(『リンカーン』)
ミュージカル・コメディ部門 作品賞『レ・ミゼラブル』
ミュージカル・コメディ部門 女優賞 ジェニファー・ローレンス(『世界にひとつのプレイブック』)
ミュージカル・コメディ部門 男優賞 ヒュー・ジャックマン(『レ・ミゼラブル』)
助演女優賞 アン・ハサウェイ(『レ・ミゼラブル』)
助演男優賞 クリストフ・ヴァルツ(『ジャンゴ 繋がれざる者』)
アニメ作品賞 『メリダとおそろしの森』
外国語映画賞 『愛、アムール』
監督賞 ベン・アフレック(『アルゴ』)
脚本賞 クエンティン・タランティーノ(『ジャンゴ 繋がれざる者』)







