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元「関東連合」リーダー・石元太一被告に六本木クラブ襲撃殺人事件で逮捕状

 昨年9月に東京・六本木のクラブで飲食店経営藤本亮介さん(当時31)が10人ほどの男のグループに襲撃・暴行され亡くなった凄惨な事件。この事件について警視庁は暴走族『関東連合』の元リーダーで現在詐欺罪で起訴、公判中の石元太一被告(31)の逮捕状を取ったことが、分かった。

 石元被告は昨年9月に他人名義でマンションの賃貸契約を結んだとして、詐欺容疑で逮捕された。ネット上にうその広告を出し、登録料の名目で現金約417万円をだましとったなどとして、同11月までに、詐欺容疑でさらに3回再逮捕されていた。

 10日付のスポーツ報知、デイリースポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポン、日刊スポーツ各紙が報じており、7日付で出た逮捕状では、現場近くに設置された防犯カメラに、男らと接触する石元容疑者の姿が写っていたといい、関係者によると、現場近くに止まっていた高級外車の後部座席で、石元容疑者が男と何かを話している姿が写っていたという。

 同庁は、石元容疑者が事件について何らかの協議をしたとみて、事件への関与が強まったと判断。石元被告が襲撃事件の中心的な役割を果たした可能性があるとみているといい、容疑が固まり次第、再逮捕するという。

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