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市川団十郎 肺炎兆候のため、主演舞台『オセロー』中止

 肺炎の兆候が見られたため、1月の東京・新橋演舞場の公演を降板した歌舞伎俳優・市川団十郎(66)の主演舞台『オセロー』(3月1日~24日、東京・ル テアトル銀座)が中止されることが8日、わかった。きょう9日にも正式に発表されるという。

 団十郎は昨年12月8日、風邪による体調不良で、京都・南座の「當る巳歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」を休演。その後、都内病院に入院し、医師から「肺炎の兆候が見られる」と診断され、1月の公演も休演した。1月2日、団十郎の様子について報道陣に聞かれた長男の市川海老蔵(35)は、「まだ入院中」と答えていた。

 9日付のスポーツ報知が報じており、団十郎はシェークスピア四大悲劇の一つ『オセロー』には強い思い入れがあり、最後まで出演の調整を続けていたが、4月の歌舞伎座こけら落とし公演に向けて、体調を万全に整えるため苦渋の決断をしたようだ。

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