『第63回 NHK紅白歌合戦』が31日、東京・渋谷NHKホールで行われ、白組出場のミュージシャン、ナオト・インティライミ(33)が登場した。
かつて世界一周の旅に出掛け、帰国後の2005年にメジャーデビューという異色の経歴を持つナオトが、紅白初出場。昨年リリースした『Brave』を披露するが、リハーサルの囲み会見では、「新人としてちやほやされる2年間は終わった気がします。ホワっとした中年にならないようにしたいです」と言っていただけに、気合の入るステージになりそうな様相を呈していた。
澤穂希選手が「ほまれインティライミです」とお茶目に同じステージに立ち、「前向きな歌詞が奮い立たせてくれます」とグーでのハイタッチで激励し、ナオトはステージに立った。
『なでしこジャパン』など、スポーツの感動的瞬間の映像をバックに、今年1年の感動を振り返る構成となり、逆にナオトが応援を背に受けパワーと変えているような印象の受けるものとなった。