女優・杉本彩（44）、タレント・あびる優（26）、ファッションモデルでタレントの佐藤かよ（23）の3人が14日、都内で行われた、「男子禁制！過激すぎるガールズトーク」の発売記念イベントに登場した。
同イベントは、女性が自身の悩みを相談したり、独り言や愚痴などのホンネを言い合えるスマートフォン向けの掲示板サービスである、Amebaスマホ「GIRL’S TALK」のリアルイベント。
2012年8月9日のブラウザサービス開始以来、女性を中心に利用者が急増。現在、250万人以上の人が利用している。同掲示板は、男性は“覗き見”（閲覧）は可能だが、トークには参加できないため、「恋愛」「お仕事」「家庭」などのテーマについて、匿名性が守られているため、女性が安心してホンネで言い合えることで人気となっている。
あびる、杉本、佐藤の3人が登場すると、会場からは、「可愛い～、かわいい～」と、歓声が上がる。杉本は、会場を見渡しながら、「ときどき私も仮面パーティーを開いたりするんですけど、いいですね」と、120名の仮面をつけた一般女性で埋まった一種異様な雰囲気に苦笑い。
「『GIRL’S TALK』の杉本彩に相談キャンペーン」で杉本に解決して欲しい、アドバイスして欲しいと寄せられた相談に答えてもらう。
＜私は独身女子です。友人から肉食系と言われます。今3人と同時進行で付き合っていますが、1人に絞ることができません。1人になる孤独が怖いからです。3人とには罪悪感も感じています。私はどうしたらいいんでしょうか？＞
あびるも佐藤も、この質問が読まれると、「えっ、すご～い」と、驚きのリアクション。そんな中、泰然としていたのは、やはり杉本で、「同じ肉食系女子の私としては、非常にわかりますよ、この気持。たしかに私も若い時、3人とは言いませんけど、こういったことに近い経験があったことはありましたから。ただ、3人というのはなかなか驚きました。成金のオジサンみたいな・・・」と、笑いを交えてサラリという。
解決方法として、まずは、心理分析から始める。
「単刀直入に言いますと、私の経験からも感じたことですけど、“二兎追うものは一兎をも得ず”と、ことわざにもありますよね。昔の方は、いいことをおっしゃってますよね。まさにその言葉のとおりで、やはり、3人の人を同時に追いかけていると、一人の人と向き合っている時、自分は後の2人の人に背中を向けている状態なわけですよ。ですから、背中を向けているということは、その人の真実を見ようとはしていないわけで、自分がその人から目をそらしている間に、何をしているかわからないというのが実際のところなんですね。その人の全てを見ることは、3人同時には不可能なことだと思うんです。真剣に目をそらさずに、一人ひとりと向き合って見えてくる真実というものがある。3人の男性が、それぞれ素敵だと思われて、3人を追いかけてらっしゃると思うんですけど、結局、なぜ、迷うかというと、その3人のいいとこしか見ていないんですよ。そりゃ、迷いますよ。それで、この3人のいいところが合体して、1人の人になってくれたら、どんなにいいだろうと。きっと、こういうふうに思われているはずなんですよ。私も、たしかにそう思ったことがありました。でも、結局、その人のごく一部しか、自分にとって都合のいいところしか見ていない。これが真実なんです」
そして、解決方法を提示する。
「じゃ、どうやって選べばいいのか。実際のところ、本当の心の奥の声をよーく聞いてください。答えは決まっているハズなんですよ。この人と離れたくない。この人なしではと、きっと、絶対に自分の心を掘り下げると、わかるハズなのね。でも、やっぱり人間って、迷いが生じて、目が霞んでくるというか、そういう状況に陥りやすいのが、人間の愚かなところで、そういうときに、どうやって、その3人のうちから、1人を選べばいいのかとなった時に、自分の耳が痛いような、厳しいことを言ってくれるような人を選んだほうが私はいいと思う」
あざやかな回答ぶりに佐藤もあびるも、「へぇ～」「ほぉ～」「あぁぁ」と、何度も深く頷きながら、感心しきり。
佐藤は、「自分も好きで相手も好きだと、楽しい恋愛をついつい選んじゃいそうだし、よくしてくれる相手というか、自分をちゃんと女の子として、幸せにしてくれる楽しい相手がいいのかなぁと思ったら、そうじゃなくて、しっかり厳しいことを言ってくれたりする人のほうがいいんですね」
それを受けて杉本は、「きっと、そういう人と付き合わない限り、自分の成長はない。これが真実だから経験上申し上げた」と、苦笑い。
あびるは、「深いですねぇ～」と言い、佐藤は、「カッコイイ～」と言って、会場の女性の声を代弁する。
あびるは、「何人か同時でっていうのは、私は考えられないタイプなんですけども、もし、そうだとしたら、杉本さんがおっしゃったみたいに、3人それぞれのいいとこしか、あえて見ないようにしちゃっていると思うんですね。本当に長く、真剣にお付き合いしようと思ったら、ちょっと、この人のここを直して欲しいなぁ、良くないなぁと思うところまで、お互い指摘しあって、直しあって、高めようとして付き合えると思うんですけど、そういう現実を見るのが嫌だから、いいとこしかみないで、広く浅く楽しくのお付き合いを選ぼうとしちゃっているのかなぁと。一人の人とちゃんとお付き合いしようと思ったら、本当は見たくなかったなっていう場面も絶対に見なきゃいけないじゃないですか」
杉本は、「その人の嫌な部分も含めてまるごと、それでもいっしょにいたいと思うかどうかというのがポイントね」
