“ガルパン”の愛称で人気沸騰中のテレビアニメ『ガールズ&パンツァー』(TOKYO MX)の『ガールズ&パンツァー in 大洗』会見が18日、茨城・大洗で開かれ主人公の西住みほ役・渕上舞、五十鈴華役・尾崎真実、秋山優花里役・中上育実が登場した。
『ガールズ&パンツァー』とは、茨城・大洗を舞台にした水島努監督の完全オリジナル作品。戦車を使った武道「戦車道」が華道や茶道と同じく大和撫子のたしなみとされている世界で現代風の設定。「戦車道」の家元ながら、戦車道から逃げる形で、県立大洗女子学園にみほが転校してきたことから始まる。同校には「戦車道」はなく安心していたみほだったが、転校そうそう生徒会長に呼び出され、今年から復活する「戦車道」を必修選択科目で選択するよう強要される。その集まった個性派ぞろいのメンバーが巻き起こすハートフル・タンク・ストーリーだ。
大洗ホテルで開かれた会見には茨城を中心とした媒体向けの記者会見が実施され、茨城新聞や茨城放送(ラジオ局)など多くの媒体が集まり、翌日の『あんこう祭り』のPRや、大洗の感想を出演者らがコメントすることに。
翌18日は午前10時から鹿島臨海鉄道の大洗駅にて渕上がガルパン仕様のラッピング列車お披露目式に出席。整理券150枚の配布があっという間に終わったといい、大盛況。
その後の大洗磯前神社でのヒット祈願からは武部沙織役・茅野愛衣、冷泉麻子役・井口裕香も加わり、5人で大洗マリンタワーの特設ステージ『あんこう祭りステージ』へ。ステージでは、まだ作品を観ていない人向けに『作品の魅力を20秒でプレゼンせよ』という企画や、ED主題歌『Enter Enter MISSION!』を5人で初披露した。
午後3時から大洗リゾートアウトレット内で開かれたトークショーでは、大洗にてどんなコラボレーションがしたいかという質問に、尾崎は「作中に『74アイス』というアイスクリームが出てくるので、キャラクター仕様のアイスを作りたい」と、食べ物から攻めることに。
茅野は、作品とサークルKサンクスがタイアップしていることから「店を建ててガルパンコーナを作りたい」とちょっぴり無茶な提案だったが、渕上は「東京などから大洗までのバスツアーを組んで、バスガイドをやってみたい」、中上が「5話に出てくる戦車ショップを作って、1日店長などをやってみたい」と、現実的。一方、井口は「実際の戦車を大洗に持ってきて、この5人で実際に乗って町を走り回りたい」と、野望を語っていた。
物販のコーナーにも長蛇の列ができるなど、盛況のままイベントは終了し、『あんこう祭り』の来場者が例年2~3万人のところ、今年は過去最多の約6万人という人出で賑わうこととなった。
テレビアニメ『ガールズ&パンツァー』はTOKYO MXにて毎週月曜深夜25時~、テレビ大阪とテレビ愛知では毎週水曜26時35分~、BS11では毎週土曜午後11時より放送中!