名作時代劇『大岡越前』が俳優・東山紀之(46)主演でNHK―BSプレミアムで来年3月から全4回でスタートすることが24日、分かった。
8代将軍・徳川吉宗の治世の時代、江戸の町奉行の越前が庶民を苦しめる悪を懲らしめ、人情味あふれる“大岡裁き”を下すというもの。TBSのシリーズでは1970年から99年まで29年間放送された人気作が復活する。
25日付のデイリースポーツ、東京中日スポーツ、スポーツニッポン、日刊スポーツ、スポーツ報知各紙が報じており、来年2月に東映京都撮影所でクランクインするとのこと。
東山は「名作を演じるのには勇気が必要です。しかし、勇気は挑戦することでしか得られません。あの見事な大岡裁きが僕の人生に必要なものを教えてくれると今から楽しみにしています」と、意欲に燃えているよう。
真鍋斎エグゼクティブ・プロデューサーも、「“大岡裁き”の魅力は、誰にも納得できる論理性、腹にストンと落ちる人情味、正義を貫く情熱と、何よりも忠相が持つ“清潔感・清涼感”に根差している。頭の切れ味の鋭さと清涼感を併せ持つ東山さんは、まさに新しい平成の『大岡越前守忠相』にふさわしい」と、信頼を寄せている。