人気子役の“はるかぜちゃん”こと春名風花(11)とタレントのレッド吉田(46)が1日、東京・板橋区の板橋区立教育科学館で映画『大恐竜時代 タルボサウルス vs ティラノサウルス』の公開を記念したトークイベントに登場した。
8千万年前の“大恐竜時代”白亜紀を舞台にティラノサウルス科の肉食恐竜・タルボサウルスのパッチの目を通して17種類・80頭のリアルな恐竜たちが迫力のドラマを繰り広げる同作。板橋区立教育科学館の1日こども館長として登場したはるかぜちゃんは吉田を相手に丁々発止のやり取りで会場を沸かせた。
はるかぜちゃんといえばtwitterでの発言が注目を集め、現在14万人を超えるのフォロワーを抱える天才子役。この日も吉田に得意の“早泣き”を披露しながら「日常の中や家ではまったく泣きません。転んだ時の感覚などを思い出したりして泣いてます」とクールな発言。「今やったのは“脳梁(のうりょう)わらわら”泣きといって、右脳と左脳の間にある脳梁に情報を詰め込みすぎるてパニックになって涙が出る泣き方です」と大人たちを唸らせた。
現在小学6年生のはるかぜちゃんに5人の子供を持つ吉田は「うちの子は別の意味で良く泣きます。自分の欲しい物を買って欲しい時とか」とあ然とした表情。「欲しい物がある時はどうするの?」と吉田がたずねると、はるかぜちゃんは「まず、僕は自分のお金で買っているので」とキッパリ。「給料から電車賃を引いてお母さんに渡して残ったお金を使ったり。(お小遣いより)自分で稼いだお金の方が好き」としっかりした口調で話した。
気になるお金の使い道はというと「古本屋さんで買い物していい本があったら、(著者に)印税を入れるために新しく買ったり。本が家に1万冊ぐらいあります」と明かし「部屋は漫画だらけです」と笑顔で語った。吉田が「じゃあ、家で漫画喫茶ができるね。それでお金を稼げる」とツッコむと「そういうことじゃないです。演技をしてお金を稼ぎたいです」と吉田を完封した。
スベるギャグを快調に飛ばす吉田にはるかぜちゃんは「こういうお父さんは楽しくていいけど、楽しすぎて疲れちゃうと思う。ちょっと抑えた方がいい」とアドバイス。自宅でもギャグでスベっているという吉田に「スベるギャグはテレビではいいんですけど、家庭では控えた方がいいです」と真摯に語ると、吉田は「わかりました。そうさせていただきます」と殊勝に反省しながら「(同じ年頃の)小学校5年生の男の子がいるんですけど、どうやればこういう風に素直に育てることができるのか。はるかぜちゃんのようになって欲しいです」と感心しきりだった。
10月13日よりワーナー・マイカル・シネマズにて全国公開。