
劇団『スーパー・エキセントリック・シアター』所属で、俳優で声優の豊永利行(28)が1日、都内で行われた映画『死ガ二人ヲワカツマデ…』第二章『南瓜花-nananka-』(監督:松村清秀/配給:日活)初日舞台挨拶に俳優・林明寛(24)、桑野晃輔(21)、磯貝龍虎(25)、松村監督(45)とともに出席した。
人気アイドルグループ『AKB48』の藤江れいな(18、チームK)が、不治の病を抱える新田怜羅に扮した同作。怜羅は医師・中里(豊永)や仲のいい看護師、同室の患者らとの出会いで、病院での生活は絶望的ではなかったが、深夜に患者による謎の連続自殺が続き…。
イケメン揃いの舞台挨拶ということで、場内には女性客が多く、キャストの登壇時には黄色い声援が。『ゴールデンボンバー』喜屋武豊(27)主演の第一章『色ノナイ青』上映後の舞台挨拶ということで、MCが「みなさん第一章のほうは観ました?」といたずらな質問をすると、キャストがしどろもどろに。豊永が「2分観ました」、磯貝が「7割ぐらい観た」と見栄を張ると、場内から笑いが起きる。
3月後半、静岡県伊東市で撮影が行われ、まだ寒い時期だったため、豊永が「リアル雪だった。『めっちゃ吹雪いてるんですけど、大丈夫ですか?』って言ったら、監督が『うん、いまクライマックスシーン撮ってるから』って」と、ロケを振り返る。さらに「みんなで控室でコート着て、ヒザの上に弁当置いて、次のシーン待ってた。撮影中はみんな仲良かったよね」と、俳優陣の絆の深さをアピールした。
林が「僕が一番覚えているのは、龍虎とくだらない話しているとき、豊永さんに『いや~俺、お前らのこと好きになりそうだな~』って上から目線で言われた」と暴露すると、豊永は「ちょっと待って! 俺のイメージが凄い悪くなるから」と大慌て!
そして、MCに「好きになりそうな感じはしたんですか?」と改めて聞かれた豊永は、「そうだね~」と否定せず。これに林も「嬉しいですね。変な感情が芽生えそう」と、まんざらでもなさそうな態度を見せれば、隣の桑野が「そうだったの?」と軽蔑するような眼差し。すると、林が桑野に「キスするぞ!」とおちゃらけてみせたが、場内が微妙な空気に。
見どころについては、桑野が「第二章はお芝居重視。ホラーサスペンスというのもあり、話を追っていくごとにどんどん深くなっていく。いろいろ考えさせられて、見ていて面白いと思えるので注目してほしい」、林が「喜屋武さんもゲスト出演されているので、第一章と重なるところがある」とそれぞれ語り、磯貝が「病院の天井って低いので、ちょっとこうなってます」と猫背になり、自身の長身をネタにしてみせた。
最後に、主演の豊永が「この5人が出てきて、一瞬だけ『嵐』という感じで。新生『五十嵐』というユニットで頑張ろうかな。『五十嵐48』でもいい」と、人気アイドルグループにちなんだ挨拶をするも、どうも締まらず。さらに「ちょっとイケてない感じの主人公・中里先生と藤江れいなちゃん扮する新田怜羅とのスーパーアクション活劇をぜひ観てください。すいません、そんなんじゃないですよ!」とジョークを飛ばすも、不発に終わった。







