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名脇役で知られる内藤武敏さんが悪性リンパ腫で死去…「ビルマの竪琴」などに出演

 俳優の内藤武敏さんが21日、悪性リンパ腫のため横浜市の病院で死去していたことが29日、分かった。86歳だった。

 内藤さんは福岡・小倉市出身。1950年に劇団民藝の創立に参加。舞台『炎の人』『アンネの日記』などに出演し70年に退団。映画では56年の『ビルマの竪琴』や64年の『帝銀事件 死刑囚』、テレビドラマでも『天と地と』『太陽にほえろ!』など、数々の作品に出演し、正義感の強い役から冷徹な悪役まで幅広い役柄をこなす名脇役として知られた。

 30日付のデイリースポーツ、東京中日スポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、日刊スポーツ、サンケイスポーツ各紙が報じており最近は体調を崩し、仕事を控えていたという。

 葬儀は長男・誠司(せいじ)氏を喪主に近親者で済ませたとしている。

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