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高倉健とビートたけし 27年ぶり共演!“作り話”に「迷惑してます」

 俳優・高倉健(81)が21日、都内で行われた主演映画『あなたへ』(降旗康男監督、25日公開)の完成披露試写会で、『夜叉』以来、27年ぶりの共演となったビートたけし(65)と、“即興漫才”を繰り広げた。

 舞台挨拶では、たけしが高倉のエピソードを連発し、終始高倉が苦笑いする展開に。たけしが『夜叉』での雪の日の撮影を振り返り、「ストーブにあたりたいけど、健さんは『皆さんが働いているときに、僕はあたれません』と言うから、誰もあたれない。『お願いですから帰ってくれませんか』と言ったことがあります」とこぼすと、場内が笑いの渦に。

 さらにたけしは、昨年10月、岐阜県高山市での『あなたへ』のロケで、「『健さんは現場で椅子に座らない』と俺がラジオで言っちゃったから、健さんが『あんたのおかげで俺は座れなくなった』と怒ってて。そのくらい現場に気を使う温かい人。ありがたい」とやりとりがあったことを明かすと、高倉は「訂正します。全部、たけちゃんの作り話です。本当に迷惑してます」と切り返し、場内を沸かせた。

 22日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、たけしの監督作を必ず見ているという高倉は、「いい話があればいつでも出たい」と、出演を熱望。たけしも「健さん主役で映画を撮るのが夢」としているが、「いろいろ考えているんですけど、なかなかこれというのが見つからなくて」と明かした。

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