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【ロンドン五輪】体操男子種目別!内村航平、ゆかで銀メダル「最後の最後に満足の演技」

 ロンドンオリンピック第10日目の5日、体操は男子種目別決勝が行われ、「ゆか」に登場した内村航平(=コナミ、23)が銀メダルを獲得し、今大会、団体、個人総合に次いで3つ目のメダルを獲得した。

 内村は、一番最初の演技者として登場。G難度のリ・ジョンソン(後方抱え込み2回宙返り3回ひねり)は封印。金メダルに輝いた個人総合と同じ演技構成で、堅実で、「美しい体操」で金メダルに挑んだ。最後の3回ひねりの着地をピタリと決め、笑顔でガッツポーズも飛び出した。

 一発勝負の得点は15.800で、残り5人の演技を待つ。2番手の北京オリンピック王者の鄒凱(中国)が、難易度の高い技を抜群の安定感で決め、得点15.933。内村を超えて1位に立つ。中国選手の演技が自分の点数を超えたときには、苦笑いを浮かべるなど、緊張と責任感から解放されリラックスした表情を見せていた。

 3番手のデニス・アブリャジン(ロシア)は、得点が内村と同じ15.800だったが、E得点(実施点)の高い内村が順位で勝り2位をキープ。そのまま2位で銀メダルとなった。

 試合後の内村のコメント
 今大会やっと満足のデキが最後の最後に出たなと嬉しさでいっぱいでした。(第1演者について、)プレッシャーはとくになくて、逆に1番でよかったなと思ってます。自分の演技だけのことしか考えなかったので、満足の演技で銀メダルなんでとても嬉しいです。思い返すと、いろいろ出てくるんですけど、最後の最後に満足の演技がで銀メダルとれたので、“終わり良ければ全て良し”という言葉もあるので、満足の出来る演技できてよかったです。日本の皆さんに感動・勇気を与えられたので、とてもよかったと思います。

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