ロンドンオリンピック大会7日目の8月2日、柔道は女子78キロ級の緒方亜香里（＝筑波大、21）が登場。緒方は世界ランキング4位、世界選手権では2010年3位、11年は2位という成績を残し、メダルに期待のかかる初の五輪舞台に挑んだ。
1回戦 緒方亜香里 ○（指導2つで有効）× 鄭敬美（韓国）
初五輪舞台も硬さはない緒方だったが、攻めあぐねる。3分10秒を過ぎたころ、技のかけ逃げで相手に指導が入り、その後も指導を奪うなど合わせて有効に。なおも、果敢に攻め続け、得意の寝技へつなげようとする場面も見られるなか初戦を突破した。
2回戦 緒方亜香里 ×（技あり）マリンド・フェルケルク（オランダ）
奥襟をとり大内刈りなどを決めようとする緒方に最初はひたすらブロックするフェルケルク。1分50秒に足技で有効を取るもすぐに有効を取り返され並ぶことに。さらに、小外刈が決まり有効でポイントを重ねリードとなったが、残り15秒悲劇は待っていた。フェルケルクの背負投げが決まり技ありを取られることとなり、果敢に攻めたが追いつくことができず、そのまま無情にも時間切れとなった。
