俳優の桐谷健太（32）が15日、東京・渋谷の渋谷PARCOのLOGOS GALLERYで2作目となる『CHELSEA』（ワニブックス）の発売記念握手会を行いファン800人と交流した。
アメリカ・NYのコンドミニアムに10日間宿泊しながら撮影された全編モノクロの写真集に桐谷は「嬉しいです！ モノクロで勝負できたのでいろんな人に見て欲しい。最高です。最後になるかもしれない、それくらいの気持ちです。肩の力を抜いてニューヨークで漂う感じが撮れたな」とはつらつと語った。
ニューヨークの地ではいろいろな場所を巡ったということで「不良の巣窟みたいなところに行きました。怒号と瓶の割れる音ばっかり聞こえる所。そこでライブがあって俺の3倍ぐらいあるアフリカ系アメリカ人が暴れているんです。そこに一人で飛び込んで、仲良くなって皆で飲んだり。スリルがありましたね」と破天荒な旅先のエピソードを明かした。
シャワシーンなど素顔の桐谷が写された作品に「僕が風呂入ってる時にカメラマンの関根さんが勝手に入って撮ったり、撮られてから気づいたこと多いです。盗み撮りしされた写真が多いです」と苦笑い。お気に入りの写真は煙草をふかしているカットで「モノクロだったので、煙草ええなと思って。僕、普段煙草吸わないんですけど、ちょいちょい吸い出しました。眼鏡も向こうの市場で買ったもの」と解説し「純粋無垢のありのままの自分が写っています。何かを感じていただければ」とアピールした。
2度目というニューヨークに「いつかニューヨークで勝負したい。世界行きます！」と宣言する桐谷。「大阪から東京に出てきたような感じでした。英語喋れないですけど、今勉強してます」と活躍を誓った。桐谷といえば北野たけし監督のこの秋公開の映画『アウトレイジ』続編にも出演するが「新たな感覚がもらえました。たけしさんに感謝してます。全力でやれたので後悔はないです。次回作も呼んでいただけたら嬉しいです」と白い歯をほころばせた。
また、自身の恋愛についての質問には「“ウルルン”で行ったアフリカに嫁がふたりいますから。特殊な島で、女性から男性にプロポーズをして、それを断ってはいけないという所だったんです。カメラの回ってないところでも3〜4人来ました。でも添い寝したのは嫁だけですよ」とお茶目に語りながら「日本にはいないです。気になる人ができたら自分から行きます。その時は言いますよ」とざっくばらんに語った。
『CHELSEA』は全国の書店で好評発売中。
