女優・宮崎あおい(26)が、10月スタートのフジテレビ系ドラマ(タイトル未定、火曜・午後10時～)で、10年ぶりに民放地上波の連続ドラマに出演することが9日、わかった。
是枝裕和氏(50)が監督、脚本を手掛けるホームドラマで、主演の阿部寛(48)と、16年ぶりに連ドラに復帰する山口智子(47)が夫婦を演じる話題作。宮崎の連ドラ出演は、NHK大河ドラマ『篤姫』以来4年ぶりで、民放地上波では02年報道の『しあわせのシッポ』(TBS系)から10年ぶりとなる。
10日付のサンケイスポーツが報じており、阿部演じる40代の会社員が、山口扮する妻をはじめ、家族の身近な問題に奮闘する姿をクスッと笑える心温まるテイストで描いたストーリー。宮崎は、あるきっかけで主人公と出会う謎の美女役で、制作の関西テレビ・豊福陽子プロデューサーは「謎の美女は都会の雑踏にはいない、透明感と凛とした強さ、強さを併せ持つイメージ。是枝監督と話していく中で、宮崎さんしかいないと思った」と、抜擢の理由を語った。
これに宮崎も「是枝組に参加できてうれしい」と快諾。先輩俳優2人との初共演に「緊張しますが、同じ作品の中で一緒に生きられる時間を大切に、撮影の数ヵ月間を楽しく過ごせたら」とコメントを寄せた。
