俳優・南羽翔平(21)、前内孝文(26)、林明寛(24)ら、若手人気俳優8名が4日、都内・池袋サンシャイン劇場で上演が始まった出演作、ミュージカル『「忍たま乱太郎」第3弾再演~山賊砦に潜入せよ~』(演出:星真一郎)のゲネプロを報道陣に公開、また、囲み取材に応じ意気込みを語った。
この日の夜の初演を前に会見を行ったのは南羽、前内、林に加え、椎名鯛造(26)、前山剛久(21)、松田岳(19)、山崎大輝(16)、才川コージ(16)の5名。
立花仙蔵演じる南羽は、「冷静でクールな六年生という役柄だが、一年生との絡みでそこを乱されてしまうというところを見てください」と自己紹介を。武闘派の熱いキャラクターの六年生・食満留三郎を演じる前内は、『六年は組』の絆と、一年生乱太郎を合わせたグループとしての魅力を見どころに挙げる。体育委員長役・七松小平太の林は、「歌、ダンスともに今回はレベルアップしました。劇場が変わって以前の場所より舞台っぽくなったなと。以前はショーっぽかったんですが、今回は客席も近く生の演技が伝わる感じ。新鮮な気持ちで舞台を見て頂く感覚です」と語り、芝居としての高い完成度にも期待させる。
保健委員長・善法寺伊作役、椎名も劇場が変わったことを挙げ、「アクションの部分で、前回までは劇場の装置に頼っていた部分が今回は人力になりましたので、観ていて迫力もあると思います。僕のたち回りの部分は、より忍者っぽくなっています」と、笑顔を見せる。
前山は「僕のソロの部分、今回なんと一年生のきり丸(加藤幹夫)がコーラスに入るので、そこをチェックしてほしいです」と、後輩思いのコメントを。松田は、「六年、五年がそれぞれキャストが変わらずにきているので仲良し度、家族感もアップしてます。ですので、より忍たまの初心に近づけたんじゃないかなと思います」と、10年冬の初演から人気が継続していることへの自信も見せる。
五年生役の山崎が、「今までの第3弾を観て頂いたお客様にもちょっと違う部分がありますし。五年生のソロ曲がちょっと変わったのでそこを見て下さい」と述べると、同じく五年生役の才川は、「僕が演じる五年生が、六年生に負けじとがんばってカラ回りしちゃう姿とか、それから歌がパワーアップしたので、そこをぜひ見て欲しいです」と語った。
また、ファンに向けての意気込みを一人ずつコメントした。
「劇場が変わったのが大きいです。気持ち狭く感じてますが、その分観て頂く側にはしっかり迫力を伝えていきたい」(南羽)。
「作品の根本を考えて、みんなで話し合って作ってきた。ばからしいところは、ばからしく、真剣なところは真剣にやって、でもばからしくっていうような、なんかほっこりした気持ちで勇気100%で帰ってもらいたい」(前内)。
「1ヶ月間稽古してきたのであとはいけるだけ。僕たちも楽しむだけかと思っていますので、ぜひその熱を感じに来て下さい」(林)
「がんばりました。お客さんも含めて楽しんでいけたらと思います」(椎名)
「僕はもう4回目で、今までのできなかった技ができるようにがんばった。これからも新しい技に挑戦していきます」(前山)
「今回劇場も変わって、この芝居が次のステージに上がっていこうとしてる変わり目の舞台だと思う。観てくれるお客様には次どうなるんだろうか、とか、良かったねという話題で盛り上がって頂きたい」(松田)
「今回は、個人としては踊りも追加されていますので、そこを見せたいです」(山崎)
「全17公演、全力で突っ走るのみ。観に来てくれるお客様に、忍たまファミリーの家族のような温かい気持ちで、笑顔になって楽しく帰ってもらいたい(才川)
物語は一年は組の乱太郎、きり丸、しんべヱ、そして喜三太が連れて行かれたアルバイト先は、山賊の砦だった。利吉からの報告でそれを知った六年生たちは、一年生たちの救出に向かおうとするが…。
ミュージカル『忍たま乱太郎』第3弾再演~山賊砦に潜入せよ~ は7月4日より15日まで、12日間全17公演。池袋・サンシャイン劇場にて上演中