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小野ヤスシさん通夜は音楽葬…加藤茶「天国で長さんと仲良くして」

 6月28日に腎盂(じんう)がんで死去したタレント・小野ヤスシさん(享年72)の通夜が2日、東京・青山葬儀所で営まれ、約1000人が参列した。

 生前、小野さんが「盛大な葬儀とかではなく、エルビス・プレスリーの曲やカントリーを流してほしい」と希望していたように、「音楽葬」が実現。この日は式場にプレスリーのアルバム『Artist Of The Century』の収録曲が流れ、亡きがらの小野さんは緑のタキシードを着ており、棺には2010年に開催した芸能生活50周年の案内状や麻雀牌、ゴルフクラブなどが納められるという。

 3日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、小野さんに結婚式の司会を務めてもらった加藤茶(69)は、妻・綾菜さんとともに参列。「抗がん剤を打っていて大変な時期だったらしいのですが、『大丈夫。お前の式は盛大にやるから』って言ってくれて、式後にお礼に行ったら、ぐったりして車イスで運ばれたぐらいでした」と小野さんの人柄を物語るエピソードを。

 小野さんがドリフターズを脱退した際、加藤も脱退を考えていたとのことだが、「(残るように)アドバイスをもらいました。今、活躍できるのはあの時のおかげ。天国では長さん(いかりや長介さん)と仲良くしてほしい」と故人を偲んだ。

 その他、ドリフターズの仲本工事(70)、高木ブー(79)や左とん平(75)、堺正章(65)、松山千春(56)らが参列。きょう3日の葬儀・告別式では、友人の加藤、平尾昌晃(74)が弔辞を述べ、左のビデオメッセージが紹介される。

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