宝塚歌劇団宙組トップスター・大空祐飛の退団公演が1日、東京宝塚劇場で千秋楽を迎えた。
大空は1992年に初舞台を踏んだ。78期生最後の卒業となる大空を8000人のファンがパレードで見送り、現在、女優として活躍する同期の瀬奈じゅん（38）から花束を受け取ることに。
2日付のデイリースポーツ、東京中日スポーツ、スポーツ報知、スポーツニッポン、日刊スポーツ、サンケイスポーツ各紙が報じており、78期生で最後の退団者ともなり「宝塚は今の私のすべてをつくってくれた場所。男性の役になりきろうと20年やってきました」と振り返った。
大空は「歩んできた道は自分で切り開いた最高の道でした。完全燃焼。悔いはない」と、万感の思いを明かすと、今後については「リセットしてから次を考えたい。結婚？もっと（見当が）つかないです」と笑った。
また、ともに娘役トップに昇格、相手役を務めてきた野々すみ花も同時退団した。
