
テレビアニメ『探検ドリランド』記者発表会が28日、都内で開かれ声優・宮本佳那子、野島健児、くまいもとこ、内山昴輝、野沢雅子、4人組ロックバンド『Civilian Skunk』が登場し、司会はテレビ東京アナウンサー・繁田美貴(28)が務めた。
2008年8月から始まったグリー株式会社の探検RPGソーシャルゲームがアニメ化。ドリランドが舞台で、小国エルアの姫・ミコト(宮本)が幼いころにある人と出会ったことから、宝を探すハンターとなることを決意、ミコトの世話役・ウォーレンス(野島)とともに探検に出るが、遺跡探検中にエルアに戻れなくなってしまう。そこで、狩人・ポロン(くまい)と放浪の騎士・バーン(内山)と出会いエルアに戻るための旅をすることに。しかし、旅を続けるうちにドリランドに危機が迫っていることが分かり…。
時間になると、場内が暗転し、剣のぶつかり合う音や馬の蹄の音などが聞こえたかと思うとナビゲーターを務めるハルカ役の日笠陽子の声で、スタートのアナウンスが流れ、オープニングが上映されるなど、臨場感たっぷりのものとなることに。
キャスト4人で登壇し、宮本はミコトを、「城の外に憧れていて、ハンターになって外の世界を探検したいと持っています。なにを見ても『すごい』と言いますね。私も真っすぐぶつかって行きたい」と、早くも影響を受けている様子。野島は「二枚目ですが、内面は落ち着いていてクールでミコト様のお世話係として働いていますが、ため息キャラ、第1話は相当数ため息を吐いてます。とても天真爛漫な彼女に振り回されるという役です。いざモンスターと戦うときになると、見た目とは違って強い。裏の理由がきっとあるんだなって、台本読みながら日々楽しみにしています」と、息を弾ませる。
くまいは、ポロンを「5人兄弟の末っ子で、いつか見返してやりたいというので旅に出たんです。2話から登場します。お調子者キャラで、お宝発見っていくと、罠だったりとか、トラブルメーカーですね。14歳にしては可愛らしいので、あんまり年齢があがらないようにといわれました」と、役作りへの思いを。バーンについて内山は、「無口でクール。ひょうんなことからミコトたちと出会って旅をしていくのですが、謎の多いキャラクターなのでご期待ください」と、期待を持たせるコメントを残すことに。

さらに、スペシャルゲストとして、アニメで初となる熟練の女剣士・ボニーを演じる野沢が登場。「剣を持ったらチカラのある人、まずミコトに剣を教えるときはものすごく厳しい。男ではないのという、錯覚を起こすくらい凛々しい人であってほしい、剣を置いたときは優しいボニーであってほしい。そういうところを出していければ」と、メリハリのある演技をしているそうで、宮本へは「可愛いですよ。ピッタリだと思って。駄目出しということじゃないんですけど、ここをこうしたほうがいいって言うと変わってくるんです」と、目を細めることに。
宮本もそんな野沢に惹かれているようで、「できないシーンはアフレコからはずれて、『一緒にやってみよう』って言ってやってくれました」と、エピソードを明かすと、野沢が、「スタジオに入るとボニー対ミコトですから」と、しっかり“師弟関係”を築けているようだった。
そして、野沢が、「作品というのは、育ててくださるのはみなさんの力だと思います。私達がなり切って、1話が終わったら2話をすぐ見たいという作品にしていけたら」と、意気込みをPRした。
ほか、エンディング『DRAGON BOY』を歌う『Civilian Skunk』も登壇し、ボーカルのチカラが、同作がメジャーデビュー作品となりテレビで流されることに、「夢がかなって感無量です。ゲームとかやってましたから、かかわると聞いたらビビってます」と、興奮気味なコメントを寄せた。
アニメ『探検ドリランド』は7月7日土曜よる11時30分よりテレビ東京系列6局ネットで放送開始!



















