
歌手・ベッキー♪#(28)が26日、東京・東京タワーで2012年の第1弾シングル『ヤルキスイッチ』(EMIミュージック・ジャパン )リリース記念CDジャケット実演&ミニLIVEイベントに登場した。
タレントとしてだけでなく歌手としても才能を見せるベッキーの6枚目のニューシングル。GReeeeNなどを手がけるJIN氏プロデュースでサウンドカラーなどが反映され、4曲のバラエティーに富むベッキー♪#の成長が見える作品となっている。
梅雨の爽やかな晴れ間が広がるなか、ベッキー登場前のステージには、赤い幕が下ろされ、そこに紐が1本垂れ下がっているというなんとも不思議な様相。そこに、『ヤルキスイッチ』表面ジャケットと同じ、ミニワンピにピンクジャケットを羽織ったベッキー♪#が登場し、さっそく紐を引っ張ると、檻の中ながら、前面には何もない放たれたような状態のライオンがお目見え!
「ライオンです!本当にライオンです!」と、ベッキー♪#は興奮ぎみで、この声にあっという間にファンの人だかりができるなか、ジャケットと同じようなライオンとのショットが実現することに。「子ライオンはありますけど、大きいのは初めてです。私に(ファンが)集まっているのかライオンに集まっているのか分からないですね」と、笑みがこぼれる。
今回、ジャケットにライオンを起用したのには理由があるそうで、ベッキー♪#は「スイッチを思い浮かんで、紐があってほしいっていうのをJINさんに話したらライオンを後ろに置くのどうって言われて。迫ってくる感じ。スイッチで閉じて逃げることもできるけど、スイッチが入ったまんまで飛び込むということもできる。さあ、どうするの?という感じです」と、ポジティブソングな同曲に合わせたコンセプトを。

その後は、東京タワー2階からの見物人までが出る盛況ぶりななか、足元のゴールデンなヒールをマリンブルーのヒールに履き替え現れたベッキー♪#が『春風ラブレター』『ヤルキスイッチ』を披露。ベッキー♪#の母親もその姿を見守っていたそうだが、「すごく気持ちよく歌を歌わせて頂きました」と、ファンへ大きく手を振って声援に応えることとなった。
終了後の囲み会見では、ライオンをかわいさのあまり抱きしめてくなることを我慢しているという、ベッキー♪#は、「大、大、大好きです!ちょっとお近づきになれるだけで嬉しかったです」と、頬をゆるめる。1年ぶりのニューシングルになるが、「私としては、ほぼ毎週末ぐらいライブをしていたので、ずっと音楽と携わっていて久しぶりな感じはなかったんですけど、ファンの方の反応を見ているとそうなんだな」と、率直な感想を寄せる。
曲とは逆に「やる気がオフになるのは?」と尋ねられたベッキー♪#は、「家に帰った瞬間です。本当にお見せできないような、ぐでんぐでんなデロンデロンです。休みは録りだめしたバラエティーとかお手紙を書いています」と、プライベートを。以前は、何でも100%で臨んでいたが、「今年はやる気を落とそうかと思って。前は120点を狙う生き方だったけど、80点でいいかなと。休むことを覚えました」と、生活にメリハリをつけているそうだ。
ほかにも、「個人的に背中を押したい人は?」と尋ねられると、「オリンピックの日本代表の選手、受験生、親友が妊娠しておりまして、彼女の背中を押せたら」と、コメントしていた。「あと、さっきチャン・グンソクさんにエレベーターの中で会えたのがヤルキスイッチでした」と、しっかりアピールしていた。
「心を込めて詩を書かせていただきました。なにかチャレンジしたいけど、うまく踏み出せないなと思っている人が『よし、頑張ろう』という気になる曲なのでお願いします」と、PRした『ヤルキスイッチ』は6月27日より発売!


