俳優で声優・岩永洋昭（32）と櫻井孝宏が10日、東京・新宿タワーレコードでBlu-ray＆DVD『ベルセルク黄金時代篇Ⅰ覇王の卵』（バップ）発売記念トークショーを開きグラビアアイドル・吉木りさ（24）がサプライズゲストとして登壇。MCはニッポン放送の吉田尚記アナ（36）が務めた。
6月23日に映画第2弾『ベルセルク 黄金時代篇 Ⅱ ドルドレイ攻略』を控え、2月に劇場公開された『ベルセルク黄金時代篇Ⅰ覇王の卵』がBlu-ray＆DVDとなって5月23日から発売された。それを記念して、主人公・ガッツ役の岩永と『鷹の団』団長・グリフィスを演じた櫻井によりトークショーが開かれることとなった。
まずはカジュアルな装いで登場した岩永と櫻井。岩永から、「ちょっとのんきなガッツです」と自己紹介があれば、櫻井も「美白を意識して日光に当たらないスタジオにいるグリフィスです」と、のっけからのゆる気味なトークに爆笑が起こる。
本作で初めてアニメにかかわった岩永だが、「手探り状態でした。（アニメ制作会社の）スタジオ4℃の技術を含めてすごいです」と、感想を。櫻井も、「劇場版の作品ってあんまりなくて3部作みたいに大掛かりなのは一生に一度ですね。それでベルセルクみたいな大作ですからね」と、気持ちが盛り上がっている様子。吉田アナが、「目が合うと斬られそうな感じがする」と、岩永を形容すると、「優しいですよ」と、岩永が優しげにほほ笑むことも。
作品が始まってから岩永と櫻井で一緒になることが多いが、岩永は櫻井へ、「影がすごいあるんです。基本面倒見がよくて、僕のシモネタとかも受けてくれるのですが」と、信頼を寄せると、櫻井も「アフレコとかよりもそういう部分で合いますね」と、さながら相棒のよう。
ガッツとグリフィスの男の友情も描かれているが、それにちなんだトークで、櫻井は「あんまり友達いなくて、友達が多いことに順位が高くないんです。養成所か仲いい人たちとは一緒に頑張っていこうというのはありますけど。みんなコルカスみたいかな」と、作中の人物でたとえると、「グリフィスなら星空しょって言ってそう。ロケーションを意識してそう」と、想像し、場内は爆笑に。
演じてみてそれぞれのキャラクターの魅力については、「男である以上強く、雄々しくありたいけど、自分は絶対そうではない。血を見たら泣きそうになる。骨折は年に2、3回あるけどね。あっ、折れたみたいな感じ」と、体内にかんしてはガッツなみの精神力であること披露することも。
気になる『ベルセルク 黄金時代篇 Ⅱ ドルドレイ攻略』については、すでに3人観たそうだが、吉田アナが「審査員として100点ですよ」と、満点をつければ、岩永も「別の作品のように感じるぐらいだった」と、アピールし、櫻井は「ピークばっかりで密度が濃厚になってる」と、口をそろえた。
ここで、キャスカのコスプレをした吉木が登場し、「見てくださいこのサーベル」と、楽しげに腰につけたサーベルを見せることに。もともとアニメが好きであることを公言している吉木だが、ガッツとグリフィスどちらが好みと聞かれ、「女の子はグリフィスの草笛にやられそうだけど、結婚するならピピンかな。男は黙って戦えと思います」と、意外なキャラを挙げ、岩永も櫻井もこれには肩透かしだった。
なお、その後、吉木1人での囲み会見があり、ベルセルクの中にいたとしたらと問われ、「3秒で死んでますね」と答え報道陣は爆笑したが、「でも、お姫様に役になってガッツに守られたいかな。ただのアニオタなので影で声優さんを尊敬してます」とのコメントも。ちなみにプライベートでもコスプレはするそうで、「月に1度コスプレをして友達とプリクラを撮るぐらいですね」と、明かした。
