深刻な課題が山積する世界情勢、地球環境を鑑みるとき、これらの解決の可能性は次世代のリーダーとなる高校生たちの国境を越えた持続可能な友好関係の構築にあると言えます。
学校法人大阪医科薬科大学の高槻中学校・高槻高等学校(校長:工藤 剛、大阪府高槻市)は、この10年間で培ったグローバル教育の成果を活かし、文部科学省指定のスーパーグローバルハイスクールネットワーク校※として、高校生の視点から「健康と安らぎを享受できる国際社会の構築」へのアプローチを模索する機会として本会議を開催します。
併せて、日本-パラオ共和国外交樹立30周年を記念する高校生間の記念行事としての位置づけを有するものです。
■開催日時・会場
2024年12月1日(日) 10:00~16:30
高槻高等学校(大阪府高槻市沢良木町2番5号)
■イベント概要
スーパーグローバルハイスクールネットワーク(SGHN)校の高校、関西圏に所在する高校、パラオ共和国、台湾の高校から高校生を招聘し、グローバルな社会課題ごとに分科会形式で高校生がワークショップを行い、持続可能な社会実現のためのプランを練り、「アクションプラン提言書」として発表します。
■会議参加高校生数 約100名
本校生 :40名(※本校生は他に運営スタッフとして約50名)
海外の高校:12名(4名×3校)
ミンゼンティ高校(パラオ共和国)、国立パラオ高校(パラオ共和国)、私立延平高級中学(台湾)
国内の高校:30名程度
[SGHN 高校、関西圏の高等学校]
京都先端科学大学附属高等学校、大阪府立茨木高等学校、大阪府立四條畷高等学校、大阪偕星学園高等学校、大阪国際高等学校、関西大学第一高等学校、清風南海高等学校、帝塚山学院高等学校、同志社香里高等学校、明星高等学校、桃山学院中学校高等学校、兵庫県立兵庫高等学校 (11月1日現在)
■来賓・基調講演
来賓 :ピーター・アデルバイ 駐日パラオ共和国 特命全権大使
基調講演:WHO健康開発総合研究センター サラ・ルイーズ・バーバー所長
■開催案内特設サイト
https://www.takatsuki.ed.jp/education/ga/hipalm2024_ja
※スーパーグローバルハイスクールネットワーク校とは?
スーパーグローバルハイスクール(SGH)は、文部科学省が国際的に活躍できる人材育成を重点的に行う高等学校を指定する制度で、その目的は、社会課題に対する関心と深い教養、問題解決力、コミュニケーション能力などの国際的素養を身に付けた将来のグローバル人材を高等学校段階から育成することです。
「スーパーグローバルハイスクールネットワーク(SGHN)校」は、「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」の取り組みを共有し、連携を強化するために組織された高校のネットワークです。SGHプログラムの下で、各校が積極的に学びの場を広げ、互いに刺激し合いながら、生徒の国際的な視野と課題解決能力の向上を目指しています。SGHN校の活動は、国内外で活躍できる次世代のリーダーを育てる一環として非常に注目されています。