環境と人に優しい「日本エコレザー」認定基準、4月より改訂&新ロゴ披露

一般社団法人日本皮革産業連合会は、人と環境に優しい天然皮革の革製品「日本エコレザー」の認定基準をこの4月に改訂し、新しいロゴも公開します。

「日本エコレザー」の改訂点と新たな取り組み

世界基準への対応を目指して「日本エコレザー」の認定基準は、世界的な化学物質の規制動向に基づき、人と環境にさらに優しいスペシャルな素材としての位置付けを強化するために改訂されます。これまでの認定数は、革が845件、認定革を使った革製品が378件にのぼります。改訂により、製品の安全性・環境負荷の低減が一層促進されることが期待されます。

新ロゴのデザインと意味新しいロゴは、「Japan Eco Leather」の頭文字である「J」「E」「L」を一つのシンボルに統合し、また日本の「日」も表現しています。この新ロゴは、「日本エコレザー」のブランドイメージをさらに高め、国内外の市場での認知度向上に寄与することでしょう。

「日本エコレザー」の市場への影響と期待

国内外での高いニーズ国内の消費者だけでなく、増加するインバウンド客も高付加価値と環境問題対応の商品を求めています。「日本エコレザー」は、これらのニーズに応える素材として、化学物質の厳格な基準に基づく認定を受けています。また、海外市場での販売においても、素材の化学物質の品質試験評価が重要となっており、「日本エコレザー」は国際基準を満たすことで、さらなる市場拡大が期待されます。

長い歴史と新しい展開皮革産業は、古来より人々の生活と密接に関わる産業であり、現在では食肉の副産物として皮を有効活用しています。「日本エコレザー」の基準改訂は、より安全で環境に配慮した製品の提供を目指し、皮革産業の新たな可能性を切り開くことになるでしょう。

新たな時代の「日本エコレザー」一般社団法人日本皮革産業連合会による「日本エコレザー」の認定基準の改訂と新ロゴの導入は、皮革産業における環境負荷の低減と持続可能性への取り組みを象徴しています。改訂された基準により認定された革製品は、消費者にとってさらに安全で安心な選択肢となり、皮革産業の持続可能な発展に寄与するものと期待されます。

関連リンク

日本エコレザー認定事業:https://ecoleather.jlia.or.jp/

 Read More

広告