ひろしま環境ビジネス推進協議会主催の「SCRUM HIROSHIMA」セミナー(2月6日)に当社代表が登壇!自社農園栽培「ひりょうやさんのトマト」等について講演

大成農材株式会社(本社:広島県広島市、代表:杉浦 朗)は、2024年2月6日(火)に開催された第12回「SCRUM HIROSHIMA(スクラムひろしま)」セミナー(主催:ひろしま環境ビジネス推進協議会、事務局:広島県、会員数259社・団体)にて「規格外品や副産物は宝の山!サステナブルな価値の創造」というタイトルで、当社にて実践中の取り組み内容について講演しました。

大成農材株式会社 代表:杉浦による講演

【セミナー概要】

SCRUM HIROSHIMA 第12回セミナーでは、「廃棄されるものが新しいカタチに!?価値ゼロから収益を生み出す」というテーマで、資源の循環利用などで持続可能な自然との共生を目指す「サーキュラー・バイオエコノミー」への取り組みを行っている企業3社による講演、ワークショップ、企業間交流時間が設けられました。講演では、茶殻を配合した防音パネル開発などに取り組む伊藤園様、創業時からフルーツ原料の未利用部分を活用するアヲハタ様と共に、環境負荷の低減につながるだけでなく、廃棄されていた物から新しい価値を生み出す新事業創出や、生産効率の向上といったビジネスチャンスにつながる事例を講演いたしました。

当社は「規格外品や副産物は宝の山!サステナブルな価値の創造」と題し、

・35年前より取り組んでいる魚の加工時に排出される残渣を肥料に取り入れた肥料製造

・自社肥料を使ったトマトの栽培、その規格外品をアップサイクルしたジュースの開発

という内容でお話しさせていただきました。

会場の様子

【SCRUM HIROSHIMAについて】

SCRUM HIROSHIMAは、広島県からセクターを超えた多様なステークホルダーがスクラムを組みながら、世界の環境問題の解決に貢献するビジネスを広島県から持続的に創出していくことを目的とするコミュニティです。カーボンニュートラルやSDGsの達成など激変する社会環境の中で、地球規模の社会的課題の解決に資する可能性のあるテーマについて、自社の新たなビジネスの可能性を見つけるとともに、企業同士が「繋がり・対話し・共に事業づくり」ができる環境づくりの場、交流の場として設立されました。環境・エネルギー分野への対応、さらにそれを事業化につなげることを目的とし、経営者や現場担当者向けにセミナーを定期開催しています。

■SCRUM HIROSHIMA詳細

https://hiroshima-greenocean.jp/scrum5/index.html

【講演内で紹介した商品】

■バイオノ有機s

一般的に「魚の肥料」と呼ばれるものは、水産加工食品を製造する際に出る魚の、搾りかす「魚かす(ぎょかす)」が使われている一方、搾り汁について、昔は産業廃棄物として廃棄されていました。搾り汁である「フィッシュソリュブル」には、魚の体液に含まれる天然のアミノ酸が豊富に含まれており、肥料効果や食味効果が非常に高い原料であることに着目。それに米ぬかを加えることで、おいしく丈夫な食物が育つ有機質肥料となっています。

〇有機JAS栽培・特別栽培に使用可能。

■ひりょうやさんのトマト・ひりょうやさんのトマトジュース

ひりょうやさんのトマトは、自社の有機質肥料を贅沢に使い、最低限の農薬で育てたミニトマトです。高食味であるものの収穫量が少なく栽培に手間がかかるため、全国的にほとんど流通していない品種を採用しています。

〇150g(産直のみ) 380円(税込)

〇500g 1,500円(税込、送料別)

〇1kg 2,600円(税込、送料別)

〇販売店:自社ECサイト、県内のスーパー、百貨店、JA産直市、道の駅、等

【ロスをジュースでアップサイクル】

栽培中にどうしても発生する、規格外のトマトや余ってしまったトマトを安売りや廃棄することなく、トマトジュースに加工することで、長期販売が可能とし高付加価値・高単価のアップサイクルを実現しました。

元が甘く旨味あるトマトの為、砂糖・塩分は無添加で濃縮還元等も行わず、トマト100%のみで作りトマトジュース特有のえぐみや青臭さなどの雑味がなく、フルーツジュースのような爽やかな甘みと後味が特徴です。

〇80ml ビン 480円

〇500ml ビン 2,800円

〇販売店: 自社ECサイト

ひりょうやさんのトマト

ひりょうやさんのトマトジュース

■ひりょうやさんのトマト Webページ

・ブランドサイト:

https://lp.taiseinozai.co.jp/hiryo-yasanno-tomato/

・ECサイト:

https://hiryo-yasanno-tomato.com/

【今後の展開】

「サーキュラーエコノミー」は大量生産・大量廃棄の経済モデルに代わり、地球や労働に持続可能性をもたせる経済を目指す言葉で、「バイオエコノミー」は木質バイオマスやバイオテクノロジーなど、生物の力を借りながら、自然と共生する経済圏の確立を目指す言葉です。近年、あらゆる分野でサステナブルへの取り組みが広がり、日本企業においても早急な対応を迫られています。創業以来ひたむきに、魚の加工残渣を活用した有機質肥料の製造に取り組み、近年、自社肥料を使用したトマトを栽培、そこで出た規格外品を用いたアップサイクル商品の開発を行う当社も、2023年3月にSDGs宣言を行いました。今後も環境への配慮と経済活動とを両立させた商品づくりに邁進してまいります。

【会社概要】

名称 : 大成農材株式会社

所在地: 〒730-0017 広島県広島市中区鉄砲町7-8

URL  : https://taiseinozai.co.jp

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