タレント・優木まおみ(32)が17日、東京・新宿ステーションスクエアにて実施された『日本高血圧協会』『日本高血圧学会』が主催する高血圧啓発キャンペーン『ウデをまくろう、ニッポン!』の啓発イベントにゲスト出演した。
5月17日『高血圧の日』に高血圧啓発キャンペーンとしてして開催されてきた本イベントは、『血圧チャレンジ130/85mmHg未満‐日本の40代よ、挑戦のときがきた。‐』をテーマに、坂本龍馬をはじめとした歴史的人物の『偉人像』が腕にカフ(血圧計の椀帯)を巻き、血圧が高い40代男性に向けて血圧目標値『130/85mmHg未満への挑戦』(血圧チャレンジ)を呼びかけ、応援するというもの。会場となった新宿ステーションスクエアには、高さ10mの“坂本龍馬”の巨大偉人像(バルーン)が登場。優木は巨大偉人像の立ち上げ式に応援サポーターとして出席。立ち上げ式後にはトークセッションと、一般来場者から1名を選んでステージ上で『公開血圧測定』を行った。
立ち上がった巨大偉人像の“坂本龍馬”を見上げながら、「大きさに関係なく龍馬さんは雄々しい方ですけど、大きくなるとやっぱりすごいですね!」と感想を述べた優木は、「新しいチャレンジをして、日本を変えていこうとしていったカッコいい人」と龍馬のイメージを語り、「歴史について考えると、先人がどうやって日本を作ってきたのかがわかりますね。そういったことに触れると自分もやる気になります」と、笑顔でトークセッションへ。高血圧については「30代から40代の男性は一番の働き盛り。肉体的にだけでなく、上下関係とか精神的にもストレスで悩んでるのでは?」と気遣い、「若いから、といって血圧測らない。一番バリバリ働かなくてはならない人たちなので、定期的に血圧測って下さい」と、昼時のイベントに足を止めるサラリーマンに呼びかけた。
優木は、健康全般に気を使っているとのことで、「自分自身も30代となり、食事・運動・良い睡眠など、4月からこのキャンペーンに参加することになってからは、30代から気をつけなきゃいけない」と、自分の周りにも声をかけているそう。
引き続き、『公開血圧測定』では、来場者の中から立候補した40代男性会社員がステージ上で血圧測定。優木のファンだという男性は、優木にカフを巻いてもらうと、一気に血圧が上昇した模様で汗だくに。測定結果が154/105とチャレンジ数値に程遠い結果となり、優木も「これは血圧を測るには良くない環境ですね」と苦笑。測定に立ち会った日本高血圧協会・日和田専務理事が「優木さんのような美人が隣にいて、大勢の人に注目されるという環境なので。まさにストレスが血圧を上げているということです。本当なら130/85未満だと思う」とフォローする場面も。
「しかるべき環境で測って、それでも130/85以上であれば、なにかしら生活習慣を改善してください」とアドバイスをもらった男性には、『公開血圧測定』にチャレンジしたスペシャル特典として『優木まおみ特性ヘルシー料理』が、真っ赤なエプロンをした優木本人からサービスされることに。料理は練習中で煮物などが得意という優木は、食生活には気を使っているそうで、普段はほとんど自炊。土鍋で鯛めしを作ったり、筍ご飯が最近では良い出来だったとのこと。今回用意されたヘルシーメニュー、モッツァレラチーズの代わりに、24時間かけて水分を出した豆腐を使ったという“豆腐のカプレーゼ”に、実はトマトが苦手という男性も舌鼓打って、和やかにイベントは終了となった。