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ロンドン五輪出場消滅の猫ひろし会見!「まだ終わりじゃない」

 ロンドン五輪男子マラソンのカンボジア代表に選ばれたが、参加資格が認められず出場が消滅したタレント・猫ひろし(34)が12日、カンボジア五輪委員会のワット・チョモラン事務局長とともに東京・羽田空港で会見を開いた。

 猫は国際陸上競技連盟が今年から設定した、国籍変更の新規定である、国籍取得後1年未満の場合は「連続した1年の居住実績」か「国際陸連理事会の特例承認」という要件を満たすことができず、五輪出場が消滅していた。

 13日付のスポーツ報知、サンケイスポーツ、日刊スポーツ、デイリースポーツ、東京中日スポーツ、スポーツニッポン各紙が報じており、猫は「本当に残念」と肩を落としていたが、「悔しいけどまだ終わりじゃない。カンボジアのスポーツや観光の発展に貢献したい。カンボジアと一緒に成長し、もう一度チャンスがあるなら、リオ五輪に挑戦できればと思っている」と、カンボジア代表として2016年のリオデジャネイロ五輪への意欲を語った。

 今後の芸能活動については「僕はずっと芸人。今まで通りカンボジアと日本を行き来していく。大会があれば長くいることになるので、去年はカンボジアにいた方が長かった」と説明し、「活動の拠点は日本?」と、聞かれると「そうですね」とうなずいていた。

 また、チョモラン事務局長からは、ロンドン五輪では猫に代わって、マラソンではなく男子800メートルに20代のキエン・サモン選手を出場させることを検討中だと発表。猫よりマラソンのタイムが速いヘム・ブンティン選手(26)については「整理すべきことがある」と出場させない方針を明言することとなった。

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